エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

「明治神宮で色々撮る男」

よく分からない「男」シリーズも今回でおしまいのはず。そして今回もエレカシとはあまり関係ありません。

5月10日に学生時代の先輩(新婦さん)が明治神宮で神前式の式を挙げるため、非公式カメラマンとして撮影してきました。
よく大きな神社に行くと、白無垢の新婦さんが袴姿の新郎と神主さん(?)や巫女さん、ご家族を連れてゆっくりと神殿を歩く姿を見かけませんか?あの状態で「たまたま神社を撮影していて、たまたま新郎新婦が通りかかったからたまたま撮影しました」という形で写真を撮影するというたまたまミッション。勿論新郎新婦は了承済みなんですけど。

原宿駅(明治神宮前駅)で降りて、初めての明治神宮なのでGoogleマップで付近を確認していると、どっかで見た記憶の建物の名前が・・・。エレカシが所属している事務所の本拠地がすぐ近くでした。ここが一つの「出撃拠点」となっているのかー、と田舎者は今更思う。

駅を出て明治神宮に向かって歩き始めると、号外を配っている人。朝にネットニュースで見た「ポール・マッカートニー武道館公演」について、日刊スポーツがプロモーション用に配っている号外。
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アリーナ席のお値段10万円!ただこれでも見に行く人は沢山いるんでしょうし、さすが世界のロックスターは違う。


そして明治神宮、もう「恐れ入りました」というのが第一印象なんですが、スケールが大きい。さっきまでの都会の喧噪、賑わう人や号外を配る人が近くに居るとは思えないくらいの高貴さがあります。

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トリイデッケエナ・・・。

都会のど真ん中にこの鳥居、この緑。またこの日は「一年のうちで今日が一番天気がいい日なんじゃないか」と思うくらい、雲一つない青空で、新郎新婦の日頃の行いの良さがまんま出てたんじゃないかと思います。

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明治神宮のほぼ真ん中に位置する御社殿についてもこのスケール!


また見ていると外国人の観光客の割合が凄く高い。半数超えてるんじゃないか?ぐらいの勢い。そしてその人達が使っているのが俺と同じようなiPhoneなりスマートフォンなりカメラなので、そういう意味でも違和感というか、こういうのをグローバリゼーションというのか、と思ってしまいました(違うか)。
でも逆に考えると、外国人に「日本の名所教えて」と聞かれたら、明治神宮は真っ先にオススメのスポットなのかもしれません。都心にあって厳かでスケール大きくて、そして何より「和」っぽさ全開なので、自信を持ってオススメ出来る観光名所ですよね。

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・・・結婚式の写真撮影に話を戻すと、我々はこういう「結婚式での写真撮影」というイベントになると日常の仕事以上に(何倍も)本気を出すので、この日も他の先輩二人と本番一時間前に集まり、他の結婚式を見つつ(30分おきぐらいにやってる)、リハーサルとカメラの設定。「いかに明るく、白く、バシッと撮るか」などを確認しあう。

ただでさえ人が多い上に神前式で神主さん巫女さん、和装の新郎新婦が練り歩くので、それこそ外国人の観光客は「ジャパニーズウェディング!」とばかりに近寄って一斉にカメラで撮るので、警備員さんも「ウェディング!結婚式!離れて下さい!バックプリーズ!」と大声で叫ぶので、ここだけは「厳粛たる神前式」とは違った光景。


この様子ではあまり近づけないので、狙ってた新郎新婦の時には警備員さんに「次の新郎新婦は依頼されてるので、邪魔しない程度に近づかせて下さい」と前もって話しておくと、割と近寄って撮影することが出来ました。


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天気が素晴らしいことと、リハーサル・事前設定のおかげと、なにより新郎新婦が本当に美男美女なので「神社と青空と赤傘と新郎新婦」が撮影出来ました。たださすがにそれをアップは出来ないので、一眼レフの背面モニターをiPhoneで撮影した写真のみアップします。末永くお幸せに!


と、結婚式の撮影は終わったけれど、また帰り道にじっくりと明治神宮を見てみると改めて凄い。

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東京のど真ん中ではなくて、何か日光あたりの参道を歩いているかのよう。


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明治天皇についても詳しく展示してあり、これは明治時代に福島県磐梯山が噴火したときのパネル。東日本大震災でも今の天皇陛下は常に気に掛けて下さって、そういうのが連綿と続いてるんだなあ、と今更ながらに実感。


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日本酒の樽を日本地図に沿った形で展示してあり、我が福島からは「末廣」が登場。

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日本酒樽展示の真向かいには、フランスの「葡萄酒」(ワイン)を展示しているコーナーも。

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ただ日本酒に比べると、ワインは屋根部分がちょっとしょぼい(笑)。
そして横にはフランス語(らしき言葉)を話すフランス人(らしい人)が記念撮影をしていました。そりゃ逆の立場で考えれば、フランス旅行に行って、現地の名刹で日本酒が展示してあったら嬉しいですよね。


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またいい天気で、木々の緑も深く、何度「ここは東京のど真ん中だよな?」と心の中で確認したことか。


今回は結婚式撮影と、その後のプリントのため駆け足での見学でしたが、今度来られるときは一日ゆっくりと見てみたいです。

そして「カメラを持ちながら歩くのはいいぜ!」。カメラに嵌まりだしてから圧倒的に出歩く機会が増えて、まあ写真は下手くそですけれど、「自分の中ではいい写真」が撮れたら割と疲れも吹き飛ぶ。
「ウォーキングしたいけれど、動機がない」ってな方にはミラーレスでも何でも良いので、カメラは本当にオススメです。そしてBGMにはエレファントカシマシ