読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシのファンブログ

さいたまスーパーアリーナスペシャルライブが3月19日、DVDで発売

 

 

 (Amazonアソシエイト)

 

2014.3.19

LIVE DVD『エレファントカシマシ デビュー25周年記念 SPECIAL LIVE さいたまスーパーアリーナ

初回限定盤:UMBK-9279/80 ¥6,900(税抜)+(税) スペシャルパッケージ&豪華写真集ブックレット72P 付

通常盤:UMBK-1207/8 ¥6,000(税抜)+(税)  アマレートールケース

 

エレファントカシマシ25年の軌跡が一つのステージに凝縮された濃密な時間。

盟友のサポートミュージシャン、ゴージャスなゲストミュージシャン達とともにいわば“エレカシ デビュー25周年祭”ともいうべき大団円を迎えた一大イベント映像集。監督はエレカシの数々のMUSIC VIDEOや『復活の野音』等でお馴染みの番場秀一が手がけた。会場を埋め尽くした14,000人のファンとともに共有したライブ空間を、DVDとしてふたたび!!

http://www.elephantkashimashi.com/news.html

 

3月19日発売ということで、PAO会員には会報Vol.70で先行お知らせされていますが、正直「DVDのみなんですか・・・」と思ってしまいました。

あれだけ華やかなスペシャルライブが、そしてWOWOWでその模様を高画質で生中継されたにもかかわらず、商品化はDVDのみというのはもう悔しいぐらいに残念。

 

もはや映像作品はBlu-ray隆盛の時代で、今の時代にあんなに良いカメラで撮影したものをDVDのみで出す理由が全く分かりません。

 

Blu-ray(WOWOWでの生放送時)とDVDの映像と音声の違いを書いてみます。DVDの音質は作品によって違ってくるので、昨年12月に発売された『復活の野音 二日目』をサンプルにしました。

-映像の解像度

  Blu-ray(先日のWOWOW生中継時) 1920x1080

  DVD 720x480

同じデジタル放送でも地デジだと1440x1080なのに対し、BSデジタルでは1920x1080、いわゆる「フルスペックハイビジョン」で映像を配信出来るため、先日のWOWOW生中継もこの解像度で放送されました。4Kとか8Kを除けば、今の日本でオンエア出来る最高の解像度で見ることが出来ます。

対してDVDは・・・。WOWOWの放送は上記の通りフルスペックハイビジョンで放送されているため、その解像度を削る形に。上の比較を見たとおり、半分以下の解像度になります。勿論見た目の画質が半分になるってことはありませんが、相当落ちます。WOWOW放送ではメンバーの髪の毛レベルまで見られますが、DVDではそこまで期待出来ません。

また今のテレビはフルスペックハイビジョン対応が多いため、DVDだと落ちた画質を大きな画面で写すという訳の分からない状態になります。例えば今回のライブDVDをDVDプレーヤーとフルスペックハイビジョン対応テレビにてHDMIケーブルで接続した状態で見ると、解像度の変化は『1920x1080』(放送時)→『720x480』(DVD化)→『1920x1080』(自宅のテレビ)になるという、例えりゃ新鮮なそば粉を優秀な職人さんがそのまま打って蕎麦にしたのに、それをわざわざ乾麺の蕎麦にして、自宅でまた茹でて蕎麦を食べるようなもの。配送技術(=Blu-rayのコスト)も滅茶苦茶下がってるんだから、余計なことしないで生蕎麦のまま食べさせて下さいという話です。

 

音質については、WOWOW放送時がAACで平均200kbps近く、DVD(復活の野音 二日目)がリニアPCMで固定1536kbps。一見DVDが桁違いの数字を叩き出してますが、圧縮方法そのものが違うため、単純な比較は出来ず。今回発売されるDVDがどのぐらいのビットレートで出されるか分かりませんが、「復活の野音 二日目」と同等であれば、編集時のmixも含めて考えれば、Blu-rayとDVDの音質の差はそれほど考えなくて良いかも知れません。

 

「DVD完全版の売り」としては、放送されなかった『待つ男』も収録されて、完全ノーカットで販売して、プラスα放送時とは違う編集、違うカメラワーク(最適化)で、初回特典版は豪華写真集付きとWOWOW放送版とは違うモノとして販売するんでしょうが、肝心要の映像をわざわざ大幅に落として販売するというのがただただ残念。

また今は多くの人が他アーティストのBlu-ray、映画のBlu-ray、先日のWOWOWを始め、高画質高音質の作品に慣れきっているのに、今のこの2014年お正月のライブをその春にDVDで発売するというのは商品としての訴求力もなくなってくるんじゃないでしょうか。例えばロックファンがAmazonなどで邦楽ロックアーティストのライブ作品一覧などを見て、「エレカシのライブ映像作品は、最新作でも未だDVDのみ」と思われるのはなんとも残念。

そしていずれ時期が来れば(Blu-rayで出すのは今がタイミングだと思うんですが)「あのさいたまスーパーアリーナスペシャルライブを、待望のBlu-ray Discとして発売!」とかやるんでしょうが、最初からBlu-ray対応機器を持ってる人からすればただの二重買いになってしまうわけで、それを見越しての買い控えも起きてしまって、結局は本作品の初動のDVD売り上げも、本来売れる枚数よりも減ってしまうという本末転倒な事態も起きると思います(「どうせいずれBlu-rayで出るんでしょ」ということで、最初に出るDVD作品を買い控える人は意外と多い)。少なくとも俺は今回のDVDを買う理由がないので、現段階では買う予定はありません。

今のアーティストはDVDプラスちょっと値段を上げてBlu-rayのダブルで出すのがスタンダードなんだから、どうしてオーソドックスにそういう手段を採らなかったのかさっぱり分かりません。

 

また作り手の方々が可哀想。

 

俺なんぞは勿論全くの素人なんですが、よく趣味で映像撮影をしていて、今は完全にフルHD(AVCHD)で撮影するんですが、一昨年ぐらいかな、親戚の結婚式を撮影して、適当に編集して新郎新婦さんにBlu-rayに焼いて贈ったら凄く喜んでくれて、でも新郎新婦さんから「これは凄くいいからお互いの実家でも見たいんです、けれど実家はDVDプレーヤーしかないのでDVDでも焼けますか?」と言われたんです。「DVDでも焼けますよ、変換に時間かかりますがちょっと待って貰えれば送ります」と返事をしつつ、DVDへの変換作業をしたらもう愕然・・・、なんじゃこの画質の荒さは・・・、新郎新婦がギザギザに映ってるじゃん!せっかくのウェディングケーキも色彩悪く潰れて写っちゃっている、と二画面を見比べながら何故か俺が落ち込んでしまうレベル。

「一応DVDにしましたが、ほんっとの画質はこんなもんじゃないと両家のご両親にお伝え下さい。ご実家でBlu-ray対応機器を買った時には改めてBlu-rayでお送りします」と添え状書きつつ送った思い出が蘇ってしまいました。

 

あれだけ性能の良い多数のカメラを揃えて、クレーンカメラもワイヤーカメラも出して、LEDのバックモニターも使って、色とりどりの風船も、桜の花も沢山舞い上がって、ステージでは男臭く円熟味を増したデビュー25周年のメンバー四人、サポートの方を加えれば総勢24人の大所帯を擁したすっばらしいライブを、良い映像・音響で収録していながら、わざわざ画質を落としてDVDにしなきゃならないという作業をするスタッフの皆様が可哀想。またそれを担当するのが、今までいいPVを撮って、エレカシを愛してやまない映像監督の番場秀一さんなら尚更。

 

しつこいですが、逆にBlu-rayで出さない理由がさっぱり分かりません。デーデ的な理由や大人の事情等色々あって、まずはDVDのみでの発売になるんだと思います。上に書いてある初歩的な数字なんかも制作陣は「そんなことこっちはプロなんだから分かっとるわ!」と一蹴するでしょうが、それにしても分からない。恐らく「エレカシを愛してやまない現場のプロフェッショナルな制作陣」の方々の方がずっとこの悔しさというか、DVDでしか発売出来ない現状を憂いていると思うんですが。

 

長々と個人的な愚痴を書いてしまったようですみません。いつか出るであろうBlu-rayでの「映像・音質共に完全版」をリクエストしながら待ちたいと思います。

 

ネガティブなことばかり書いてしまいましたが、このライブは本当にスペシャルな豪華ライブなので、商品化は「よし来た!」てな具合で嬉しいんです。それが出来れば最上の形で出てくればさらに・・・。その日が来るのを待ってます。

 

エレファントカシマシデビュー25周年スペシャルライブ@さいたまスーパーアリーナ完全版DVDは3月19日発売です。