エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

エレファントカシマシ 「復活の野音 1日目」 2013年9月14日 日比谷野外大音楽堂

今日は夏の暑さと秋の涼しさが入り交じったような天気で、最高気温は32度、風が殆ど吹かずに少し蒸し暑かった。

日比谷野音に着いて、流れるリハーサルを聞きながら、嬉しかったのが「PAO会員は全員IDチェック」。
PAO会員枠だけ別に入場口があり、8列でチケットと会員名簿リストを突き合わせながらの照合作業。
ここまでキッチリやってくれると嬉しい。ただ日比谷2日目と大阪野音でも同様のことをするはずなので、会員証と身分証を持って早めに到着するのが良さそうです。


野音グッズのうち、第一候補の「エレカシ25th×日比谷野音90th」の今日の入荷分はどちらの色も、全サイズ売り切れ。
明日入荷するかは分かりませんが、あまりに売り切れが早くて驚きました。今回のグッズは全て庄司信也さんが担当したとのことですが、今回のはキレてて素晴らしい。
第二希望だった「月に浮かぶ象」オリーブ色を購入。スタッフの方はこのTシャツのブラック色を着ている方が多かった。


映画館生中継用、ドキュメンタリー映画用、スチルカメラ、集音装置など様々な機械が並ぶ中、開演時間。
宮本浩次が復活する。でも生ではまだ見ていない、声はちゃんと出るんだろうか。期待と緊張が入り乱れて思わず腕を組みながら、祈るようにステージを見る。
去年と同様、18時ちょうどに開演。開演が待ちきれないぐらいの勢いで男四人がステージに出てくる。


宮本浩次は白シャツ黒ズボン、石君は肩まで伸ばした長髪が金色に染まって内田裕也さんのよう。サングラスもかけてる。最初はメンバー四人。
(注・エレカシオフィシャルサイトでは今日の野音の四人の姿が早速アップされています。 http://www.elephantkashimashi.com/)


「宮本!」「待ってたぞ!」「おかえり!」様々な歓声が飛び交う中、宮本は石君をちょっと指さしてギターの指示。その後成ちゃんにも同様に。
M1 優しい川
宮本はギターを弾かず、マイクのみで歌に専念。肝心の声は・・・、出てるじゃないか!
なんというか声に艶があるというか、声に湿気があるな、と変な第一感想を持ってしまいました。喉の通りがよくなって声に水分と血液が通っている感覚。


「タンゲマン・トラスト」のような白っぽいギターを宮本が持ち、『エブリバディ!』
M2 ハロー人生!!
『石森、行け!』石君がステージ前方に出てギター炸裂。その後の石君、成ちゃんのコーラスもバキッと決まる。宮本、めちゃくちゃ元気じゃないか!


蔦谷好位置さん、ヒラマミキオさんの「エス」の二人がここで登場。


『みんな元気ですか、エブリバディ!みんなに・・・、聞いて下さい』
M3 四月の風
ライトがオレンジ色に。今日は観客方面に一本指を突き出して「行け!」てな姿勢をとることが多かった気がします。
また後々感じてくることなんですが、歌詞やメロディに忠実、歌詞違いは少なく、アドリブ的な演奏よりは、CDの音を忠実に再現してるかのような印象を受けました。


『もう一曲、悲しみの果て』お客さんからの歓声。
M4 悲しみの果て
こちらは一転ブルーのライト。


『もうちょっと曲やっていい?一緒に盛り上がれる曲』
M5 東京からまんまで宇宙
これやってくれて嬉しくてねえ。まさか今日午後に打ち上げ成功した「イプシロン」に引っかけた訳じゃないでしょうが(笑)。
ライトがフラッシュ状にピカピカ、これを浴びるとエレカシライブに、そしてこの曲を聞いたとさらに実感出来ます。
『ここから三丁目まで』あたりで宮本のみにスポットライト。成ちゃんのベースが格好いい。掛け値無しに涙モノ。
また宮本が『必ずまた帰ってくる』の部分で、そこを俺は頭の中で「また宮本が帰ってきたぞ!」と変換。間違いなくステージに帰ってきている。
今度は『ココロはぐるぐる地平線』でライトが一気にブルー。
ラストは石君と軽くセッション、その影響かアウトロも通常より少し長めに。でもこの曲だったらいつまででも聞いていたい。素晴らしい!
演奏後に『東京からまんまで宇宙』と宮本が叫ぶように。


『みなさん今日はようこそ!いい気候ですね、いっぱい曲やりますよ。大好きな曲なので丁寧にやります。どの曲も好きだけどね』会場笑。
M6 大地のシンフォニー
序盤の淡々としたギターがいいので、誰が鳴らしているのかと思うと、こちらも長髪をなびかせているヒラマさんだった。
照明の影響もあるんでしょうが、リズムよくドラムを叩くトミの横顔が非常にカッコ良かった。テンポ自体が少しスローか。


話は少し横道にそれるんですが、この曲あたりで、僕の近くで山下敦弘監督が備え付けのカメラを自分でガムテープ外して付け直していました。
山下監督は「俺は作業中!」みたいな表情と出で立ちで、一心不乱にカメラの位置を直す。こっちにもファイティングマンが居る、と妙に感動。
この曲も丁寧、ラストの方での白ライトを受けての6人のシルエットがまた素晴らしい。


宮本、ギターを持ち替え、トミと軽くアイコンタクト。『じゃあ新曲聞いて下さい』、会場大歓声。蔦谷さんヒラマさんが退場し4人に。
『僕らはコンサートは一年ぶりくらいで、そのうち二ヶ月ぐらいは完全に休んだんです。みんな夏休み以外でそんなに休んだことある?
 成ちゃんは(高緑さんはと言ってた気がします)一週間ベースを置いちゃったそうで、まあそれもいいんじゃないかと。
 僕は駿台予備校の漢文を勉強して、レ点とかね。そしてまた音を出し始めて、イヤーモニターをつけて新曲作りました。
 こんなの嫌だと思ったんだけど、外国のロックの人はみんなやってるらしくて、僕は西洋人のマネしたがるので、まあいいかな、と』
M7 めんどくせえ(仮)
ライトがギラギラと真っ赤に。曲前のMCでそのイヤーモニターを外してみんなに見せたんですが、その後ちゃんと装着せずに(わざと外したのかも)
イヤーモニターがぶら下がっている状態に。途中で耳辺りをいじって、ラストではぶら下がってなかったように見えたので、途中でまた着けたかもしれません。
YouTubeでの動画よりさらに進化している印象。ずっと曲作りをしているせいか、途中で石君と向き合ってギターを弾き合う光景も。
『めんどくせえ』『やんなっちゃうよ』『空を見て』


トミに合図、トミは「カウベル」を叩き始める。『金持ちでも使い切れないならどうしようもない』というようなことを宮本。
M8 デーデ
定番だけど、久々。この曲を聞いても「エレカシライブに来た、復活した」とさらに実感。お尻ペンペンも炸裂。


『ホシムスメ!』
M9 星の砂
宮本自身もライブになれてきたのか、なんというかたまに出る妙な歩き方をして、会場苦笑い。いつもの宮本がどんどん出てきてます。
曲後に『15歳の時の曲、星の砂でした』。
イヤーモニターにつく水(汗?)が気になるらしく、付けたり外したり。そのうちに蔦谷さんヒラマさん登場。6人に。


『(ズレてる方がいいのか?)レコーディングが終わった後に出来た曲で、作ってるときから暗示的で、大人になるとね。でもドンと行きたい』
M10 涙を流す男
この曲を聞くと、思わず初演奏だった去年の野音を思い出してしまう。その時は病み上がりで一人でアコギで、しかも短いバージョンで歌っていたのに
今日は6人で、声もちゃんと出ていて、宮本も元気で、もしこのライブを「病気してリハビリして復活した」ことを知らずにファンの人が見たとしたら
普通と変わらないライブ、むしろ普通よりも声が出ていて歌詞もメロディも忠実な、凄いエレファントカシマシのライブと思うんじゃないか。
男6人が奏でるステージを見て、そんなことを思いました。


男椅子に座り、宮本はアコギに。『日比谷公園って凄い良い場所なんですよ。それで新曲。偉くなりたいと思って生きてきてね』会場大歓声。
M11 新曲
「the fighting men's chronicle 劇場版」の予告編で最初に流れた「はてさてこの俺は・・・」。
この曲は予告編で流れるも、映画では全く流れなかったので、「膨大な新曲の中の一曲」で終わってしまうのかと思ったら、正式な曲になるようで凄く嬉しい。
予告編通りのブルース調でずっと続くかと思いきや、途中で変調するように一転ロックな曲に。『飛んでっちまいたい』とのフレーズが印象的。
途中で『へっ!』『はっ!』といつもの宮本節が顔を出す部分も。


『凄く普遍的な曲なので、敢えてやろうと思います、翳りゆく部屋』。間髪入れずに蔦谷さんがピアノを弾き出す。会場からは拍手。
M12 翳りゆく部屋
一度目の「運命が」の「が」が滅茶苦茶良い「が」なんですよ。しなやかで伸びてて、本当に美しい。
もうその一文字の発音で、宮本の喉は復活というより、前以上になってると確信を持ちました。
・・・二度目の「運命が」の「が」はそれほどでもなかった。一回目で期待しすぎたせいもあると思うんですが。


この辺になると、汗で宮本の白シャツが透けて見えて、それで腰にイヤーモニターの受信機をつけて、そこからコードが背中越しに耳まで届いてるのが見えて
「ああ、復帰・復活なんて軽々しく言っちゃうけど、色んな苦労して、今日までに調整して、それでこの声があるんだな」と感慨深くなりました。


M13 風に吹かれて
ライトがブルーになり、会場を見るとしんみり聞き入る人が多数。


『一杯言いたいことはあるんだけど、一杯人が居るので、曲を歌います』。
今日はこの一言に尽きるんじゃないかと思います。復帰して言いたいこと、話したいことは沢山あるけれど、会場は勿論、映画館や外聞きしている人も沢山居る。
ならば余計な言葉よりも、出来るだけの曲を出来るだけ沢山やる。それが何よりの復活ライブである。MCが少ないのもそんな心境からじゃないかと想像しました。


『1,2,3,4』。イントロの時点でジンと来てしまったのは内緒です。
M14 シグナル
ただ出だしを間違う。タイミングを取り直して無事『夜はふけわたり、家までの帰り道』。
『花となれ』部分で観客席に向かって、指を思いっきり突き出す。今日は宮本を横から見る席だったのですが、真っ直ぐな姿勢に「花とならないと」とこちらも姿勢が伸びる。
『雨上がりビルの向こう側』では宮本、厚労省本省ビルをちょっとだけ指差し。まだ電気がついている窓もいくつか。
『どのみち俺は・・・』の『俺は・・・』部分が伸びすぎ、ライブ開始から一時間は経ってるのに、喉は凄く持っている。


『最近ドキュメンタリー映画のためか、どこ行ってもカメラが居てね、嫌なんだけど、まあ後から見ると面白いんだけど。
 みんなも家でボリボリお菓子食べてるところ撮られたら嫌でしょ?・・・ってあんまりおもしろくねえな。
 (マイク外し気味にして)有名税からしょうがねえな』。


『新曲聞いて下さい、楽しいことなんてあんのかなあ』
M15 新曲
高音の音程が多く、声が少し厳しめ。途中からどっかで聞いたメロディだな・・・、と脳内Googleを働かせてみると、「the fighting men's chronicle 劇場版」の
予告編後半で、字幕テロップが流れる中、スタジオで演奏してる曲の延長かな、と自分の中では結論が出ました。
前曲が「シグナル」だったせいか、シグナルや「人生の午後に」に近い世界観という印象を持ちました。


蔦谷さん、ヒラマさんの二人が登場し6人体制。


M16 明日への記憶
『まちぼうけ!!』と突然力を込めて絶叫。トミのドラムがキレキレ。
ここらへんから、身体に感じる音波・波動がハンパじゃなくなってきました。あらゆる音が身体自身に当たって、身体が響く状態。
ライトはいつものライブ通り虹色のような様々な色に移ろい美しい。ラストも蔦谷さんのキーボードと宮本のボーカルのハーモニー、こちらも美しい。


『新曲、詩を丁寧に作りました。「あなたへ」という新曲を作りました。丁寧に歌います』。新曲タイトルを明言。
M17 新曲(「あなたへ」)
どこか懐かしくも、でも先進的な、やわらかかつメロディアスなスタート。アコギはヒラマさんの担当。
「めんどくせえ(仮)」のようなとげとげしいロックな曲を中心に作っていると思いきや、こんな情緒的な曲も作っているとは。
なんだか生命保険やどこかの企業イメージCMのタイアップソングに起用されそうな、スケールの大きな名曲の予感がします。



『曲作るのが好きでね』。この後誰に向かってかは見えませんでしたが「妖怪人間ベム」と言っていた気がします。


『人生は旅だ』。名曲来た!
M18 旅
曲の始まり前から蔦谷好位置さんはマイクをセッティングしてコーラスの準備。
『ギター、ミッキー!』でヒラマさんのギター炸裂。そしてほんとに久方ぶりに『ギター俺!俺!』何故か二度。でも嬉しい二度。本当に嬉しい「ギター俺!」。
『ギター俺!俺!』のあと、宮本自身がステージ前でギター炸裂。そしてラストは余韻を全く残せないバシッとした終わり方。


メンバー紹介。自身を忘れたかと思いきや『総合司会の宮本です!』会場大歓声。


めんどくさくなったのか、たまった汗が気になったのか、宮本イヤーモニター外す。
M19 笑顔の未来へ
会場は今日一番の盛り上がり。観客席全体の手拍子にテンション上がったのか、演奏陣はさらにキレキレになり、観客さらに盛り上がるという好循環。


『どう考えてもズレてる方がいいよな』、会場大歓声。
M20 ズレてる方がいい
こちらの曲でも11ヶ月前の日比谷野音を思い出す。あの時はラストにこれをやって、宮本は耳を気にする仕草。メンバーも遠慮したのか控えめな演奏。
それが今日は宮本は伸びやかな声、演奏陣も野音の地でフルスロットル。まさかあの時にここまで回復して、こんないいライブを見られるとは思わなかった・・・。
『光に向かうぜ!』『明日に向かうぜ!』。とにかく全力で、前へ向かって歌っている。なんだこの男は、本当に復帰一発目のライブなのか??
かと思えば内田裕也ばりの長い金髪の石君は、髪をぐるんぐるん回すようにしてギターを掻き鳴らす。最高の相棒だ。
ラストに『ズレてる方がいい!』×2。会場も大歓声。


M21 俺たちの明日
明快なる未来への、明日への力強い曲。ふと蔦谷さんを見ると、笑顔で宮本をガン見しながら口パクで「俺たちの明日」歌っていました。
『エブリバディ!ドンと行け!』。『同じ星を見ている』で力強く、かつ伸びやかに夜空を指さす。
『やるしかないよな!頑張ろうぜ!レッツゴー』。『日比谷の野音、ありがとう!』。19時58分退場。



20時ちょうど、6人が登場、宮本浩次黒シャツ。


宮本はアコギを持ちながら『サンキュー!』。
EN(1)1 今宵の月のように
少し休憩したせいか、さらに声は華やか、伸びやかに。
曲後に『おそらくみんな・・・・・・・・・』。なんだなんだ(笑)。宮本言葉が出なかった照れ隠しか石君の服をちょっと引っ張る。


『エブリバディ・・・・・・。みんないい顔してるぜ。見えないけどな』
『おいっ、東京中の電気を消して』、イントロの時点で会場から歓声。
EN(1)2 友達がいるのさ
日比谷の野音でこの曲、「友達がいるのさ」が聞けるのが嬉しすぎてね。もう泣いてましたよ。
集中して宮本を見てると、シャツを破いたときの「ブチッ」って音まで聞こえました。
『飛び立つぜ』で石君を掴まえて、肩を組んでちょっと前に出る。そんな細かい動きまでが嬉しい。
途中、成ちゃんの帽子を奪って宮本が被る。そしてモニターに乗っかって観客に叫ぶ。その姿がまた格好いいから参った。その後帽子捨ててましたけど(笑)。
『歩くのはいいぜ!立ち止まったっていいぜ!何でもいいから行こうぜ!』復帰してからはよりその台詞に説得力が増すような気がします。


捨てた帽子を宮本が拾い、成ちゃんにちゃんと返却。


「ガガガガガガガガ・・・」のイントロギターの時点であの曲の予感がプンプン。
EN(1)3 so many people
『かりそめでいい 喜びを』の台詞終わりと同時にライトが全開に、まばゆいぐらいの光。
ふとヒラマさんを見ると、全開で歌う宮本を見てニッコニコしてるんですよ。ヒラマさんも待ち望んだこのステージ。
『イェーイェー、イェーイェーイェーイェー』のタイミングでのステージ上の六人の一体感!そして野音全体での一体感!


EN(1)4 ガストロンジャー
間髪入れずにイントロ。宮本の「病人扱いすんじゃねえぞ」との叫びが聞こえてきそうだ。ライトも深紅。
孔子論語』あたりで宮本、成ちゃんからベースを奪い、自分で弾き始める。そして石君とのセッション開始。その光景ににやける蔦谷さん。
ベースは成ちゃんに返却、台詞で観客を煽る宮本。『オー!!オー!!』の叫びっぷりがハンパではない。


EN(1)5 ファイティングマン
『おまえもファイティングマン!おまえもファイティングマン!』。シャツのボタンなんてとうに全部外れ、絶叫しながらステージをうろつく宮本浩次
『ベイビー、ファイティングマン!サンキュー!』20時24分退場。


20時26分、四人登場、宮本白シャツ。


『本当に本当にどうもありがとうございました』。『花男』。
EN(2)1 花男
序盤少しだけ歌とバンドのリズムが合ってないか、しかしすぐに四人で修正。
途中で宮本がまさかの『蔦谷呼んで!』慌てるスタッフ。本当にアドリブらしく、蔦谷さんとヒラマさんが慌てて出てきて担当楽器へ。蔦谷さん苦笑い。
石君が前に出て気合いのギター。あらゆるモノが鳴動して、爆音をぶっ放す6人。
宮本はモニターに乗っかり、『俺はお前が好きだ!』。
『サンキュー!また会おう!』投げキッスして退場。20時29分。終演。



エレファントカシマシ 「復活の野音 1日目」 2013年9月14日 日比谷野外大音楽堂 セットリスト
M1 優しい川
M2 ハロー人生!!
M3 四月の風
M4 悲しみの果て
M5 東京からまんまで宇宙
M6 大地のシンフォニー
M7 めんどくせえ(仮)
M8 デーデ
M9 星の砂
M10 涙を流す男
M11 新曲
M12 翳りゆく部屋
M13 風に吹かれて
M14 シグナル
M15 新曲
M16 明日への記憶
M17 新曲(あなたへ)
M18 旅
M19 笑顔の未来へ
M20 ズレてる方がいい
M21 俺たちの明日


EN(1)1 今宵の月のように
EN(1)2 友達がいるのさ
EN(1)3 so many people
EN(1)4 ガストロンジャー
EN(1)5 ファイティングマン


EN(2)1 花男


エレカシ宮本、復活なんてレベルではなくて、去年より明らかにパワーアップしてます。
声は艶を得て、喉の通りは良くなったように思えて、そして今ライブは歌詞もメロディも出来るだけ忠実にやっていた気がします。
そして休養中の色々をMCで語るんだと思ったら、殆どそれについては触れることなく、淡々と曲を演奏する。
新曲は4曲披露し、オフィシャルでお知らせされているように、「あなたへ」は11月20日発売、本当に久々の全く新しい曲。
復活ライブなんだから穏やかに落ち着いて、なんてことはなく、全力で光に、未来に向かっての戦闘宣言。
余計なことは削ぎ落として、出来るだけ数多くの曲を披露して、宣言通り新曲も披露。
これ以上考えられないくらい、エレカシとしては最高のライブだったと思います。これは明日も、大阪野音も、新春ライブも、これからもどえらいことになりそうです。



明日は台風関東直撃とかマスコミが煽ってますが、ほぼ間違いなく明日の野音は開催されるはずです。また雨もそこまで強くはならないようです。
(追記、予定通りの開催決定が決まっています。
http://www.diskgarage.com/information/detail/no010317)
カッパやゴミ袋、タオル等の準備をして、携帯や電子機器対策にはジップロックがオススメです。万全の準備をすればそんなに恐れる必要はないと思います。
危険なので会場内では傘は使わないで下さい(多分係りの人から注意されます)、出来るだけカッパ使用で傘は邪魔にならないよう座席下にでも。


去年の日比谷野音の後に宮本は体調が悪くなった、というのが心配ですが、この調子なら大丈夫なんじゃないか、と思っています。
また雨というのも、逆に考えれば気温も下げて、湿気も喉には却っていいだろう、と前向きに考えています。


むしろ受け手がエレカシ宮本浩次に負けないようにドンと受け止める準備をしなければ、今日はそんなことを痛感しました。恐るべき47歳です、本当に。