エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

the fighting men's chronicle エレファントカシマシ 劇場版 公開初日

記事の日付は13日ですが、復帰記事があったためズラしてます。書いてるのは7月12日の夜です。


私事ですが、火曜深夜くらいから扁桃腺炎になり、人生初ぐらいの高熱を出して寝込んでたんです。医者行って家で寝る生活の繰り返し。
そうしたら見事に昼夜逆転の生活になりまして、12日の朝も寝られずにボーッと横になっていたら、エレカシオフィシャルが怒濤の一気更新。
「あれ、情報解禁は12日の20時半じゃなかったっけ?」とか思いつつ調べてみると、日刊スポーツにデカい記事が出て、それに併せて更新された模様。
ここ数日のうちでは医者行く用事以外での初の外出(ただコンビニに新聞買いに行くだけですけど)そしたら日刊スポーツにカラーで大きく出てて嬉しくてね。
『so many people』じゃないですけど「コンビニからの帰り道 朝日を浴びて ダイナミックな街は」ぐらいにハイテンションになっちゃって
危うく目の前で犬の散歩してるおじさんに「エレカシ復活ですよ!」って声かけそうになりました(笑)。ヒゲも剃ってなかったし、声掛けたら通報モノだっただろうなあ。



それで今日は今日とてエレカシドキュメンタリー映画の公開初日でした。PAO先行で第一希望を渋谷、第二希望を六本木にしたら、渋谷はハズれ、第二希望のTOHOシネマズ六本木ヒルズへと。




六本木という場所がそうさせてるのか、TOHOシネマズさんが凄いのか分かりませんが、演出方法が色々洒落てます。会場はほぼ満席。女性:男性比率はパッと見9:1ぐらいでした。
(これを見るとBlu-ray Disc上映だったようなので、市販されるときもDVDプラスBlu-ray Discで出て欲しい)。


中身は濃密です、25年前から最新の現在の映像までがリズミカルに織り込まれ、また予告編に出てきた「男たち」がエレファントカシマシを語りまくる。
(個人的には新井英樹さんのコメントの仕方がかなり面白かった。またスピッツ草野マサムネさんは若すぎてカッコ良すぎますね)。
喜怒哀楽が90分に詰め込みに詰め込まれているというか、ありとあらゆる感情や想いが画面から飛び出て溢れまくってました。
また「男たち」が色んな見方で、当時の思い出から、時が流れて今思い出すことなど、一つの角度ではなくて、コメントする人がそれぞれの角度から鋭く語っていて面白い。
僕なんかはエピック時代をリアルタムでは知らないので、映像やコメントを見ては唸ったり笑ったり、その時々の時代を感じたり。
この映画は笑えるシーンが多いです。いや笑わそうとしてる人なんて誰も居ないんですけれど、お客さんがほぼエレカシファンなはずなので、思わず笑ってしまうシーンも多いです。


スタートが25年前のデビューで、終わりがまだ見えないロードムービーのような感覚でした。視点は常に先を向いて光を目指して突っ走っているけれど、良い意味でゴールは全く見えない。
行き先が決まっていない荒ぶるスポーツカーの運転席にカメラを置いて、フィルムを回しっぱなしにして、それを山下敦弘さんという上手い監督が編集した作品を見た思いがします。


また見てるうちに、自分が何故エレファントカシマシが好きなのか分かったような、いや逆にさらに分からなくなったような、不思議な感覚を覚えました。
ありとあらゆる気や感情みたいなのを胃に無理矢理詰め込まれたようなイメージで、入って来るモノが大きくて熱くて、まだ自分の中で消化しきれないです。逆にいつかちゃんと消化したい。


エレファントカシマシを知らない人でも「デビュー25周年」「学生時代から変わらない男四人組」「宮本浩次が昨年9月に病気になり休養、そして復活へ」というキーワードを持って
映画館に行けばごく自然に楽しめると思います。勿論エレファントカシマシというバンドを題材にした映画なんですが、それは同時に普遍的な人間の営みの記録なんだと思います。




エレカシオフィシャルからはまだ嬉しいお知らせがありまして、「友達がいるのさ」「シグナル」のPVもオフィシャルYouTubeラインナップに加わりました。



もうこれでPVは全部出そろいましたよね?昔は「あれ、クリップス3のDVDはどこにしまったっけ、『シグナル』のPVはパソコンのどこに置いてたっけ」と探してばかりでしたが
今やネットにさえ繋げればほぼ全部のPVをノーカットで高画質で見られる時代になりました。これは凄い!





復活ライブのロゴは実はもっと少ないライブを想定してロゴ先輩に作って貰ってたんですが、PAOさんからのニュースで「こんなにライブやるとは思ってなかった」と慌てました。
ロゴ先輩も仕事が忙しいのと、いつまでもロゴ先輩ばかり頼ってられないし、タワレコ渋谷店非公式ガイドブックを作るときに、これを作るInkscapeというアプリの使い方に少し慣れたので
ライブ日程だけ僕の方で追加しました。スタンドマイクやその上から当たるスポットライトは相変わらずロゴ先輩が作ったモノです。
復帰を想定して「スタンドマイクと上からのスポットライト、そして左から宮本が出てくるイメージで光を出して下さい」って頼んだら、自分で発想したのに送られてきたイメージだけで泣きそうになって(笑)。
考えてみればこれが初めてのロゴ先輩との共作になるのかもしれません。



エレカシ復活のニュースは日テレ系の「スッキリ」で加藤浩次さんが熱く取り上げてくれると期待するも、今日はありませんでした。
ただ一応来週いっぱいは録画予約はしてみます。加藤浩次さんに期待だ!



・・・しかしエレカシ宮本浩次から復活宣言が出され、ドキュメンタリー映画も公開と、文字通り「興奮しまくった長い長い一日」だったような気がします。
次はライブで、ナマのエレファントカシマシを見て、歌を聴いて興奮する日が待ち遠しいです。復活宣言と映画を見る限り、想像以上のライブが待ってるのは間違いなさそうです。