エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

「新生エレファントカシマシ」が生まれる気がする

別に無理にポジティブに考えたり、期待を込めてるわけじゃ無くて、日々エレカシを聞きながら散歩したりするとそう思うんです。


宮本浩次の病気はいい意味で転換期になるんじゃないか・・・。


来年以降宮本が治ってステージに復帰したとしても、今までのような無茶、例えばレコーディングやリハーサルしまくって
いい歌詞や曲が浮かんだら深夜に石君に電話したり(笑)、ライブ後の雨の中でランニングとか無茶苦茶なことはしないはず。
多少は自身の耳や喉、体調を考えて、自制するんじゃ無いか、そしてそれらは多分エレカシに良い方に向かうんじゃ無いか。


今までの宮本はスタジオに篭もって曲が浮かんだらとりあえず歌入れ、がなり立てるようなレコーディングをして
それを録音して後からチェックしていいテイクを厳選していくような、言葉は悪いかも知れませんが「千本ノック式」曲作り。
それがこれからは常に自分の体調を考えて「俺は今日何曲歌えるんだろうか」と思ってレコーディングする形になるかもしれない。
そうすると、歌入れの前に様々なシミュレーションというか、脳内でレコーディングをするような体制になったとしたら
これから生まれる曲は宮本が今よりも様々な感情が入った、人生について実感がこもった曲になるんだと思います。


そして歌詞も勿論今回のこと、それこそ「病院の天井を見ながら人生を振り返った」こととかも言語化すると思います。
今までは元気で病気知らずだった宮本が(良くも悪くもリアルに)「死」だったり衰えとかを実感して、それらを曲にするはず。
でもそれは実は極めて自然なことで、生きている以上そういう局面はいつかは訪れる。
これまでのエレカシの曲にも「敗北と死に至る道が生活ならば」とか「我らは行く先知ってる 生きることの結末を」とか出てるけれど
病気を経ての宮本は、これらの過去の曲も実感を込めてリアルに、切実に歌うことが出来ると思います。


なので、病気から復活した宮本は、レコーディングもより慎重に、様々なことをイメージした上で歌を歌う。
歌詞も「生きること」や「死ぬること」もこれまで以上に深い意味を込めて作り出すことが出来る。
ライブもそれこそ今年の日比谷野音や歌いたくても歌えなかった日々を思い出して、より一曲一曲に気持ちを込めて歌うことが出来る。


今回の病気は一ファンなんかには想像出来ないくらい、宮本自身にとっては厳しいことだろうけれど、肉体的なことさえ乗り切ってくれれば
「人生について真正面に向き合って誠実にリアルに歌うことが出来るロックバンド・エレファントカシマシ」にとってはいい意味の転換期で
病気後のエレカシはこれまで以上に人の感情を直接揺さぶって、これまで以上に聞いてる人に感動を与えるバンドになるんじゃないかと思っています。


復帰が来年になるのか、再来年になるのか、今現在ではさっぱり分かりませんが、歌うことが何より好きな、いや歌うことを人生としている宮本浩次ならば
例え時間はかかったとしても、これまで以上のパフォーマンスを発揮してくれると信じています。


・・・国語力がなくて思ったことを上手く文章に出来てないんですが、病気を経た宮本はロック歌手として、辛い経験もプラスに変えるんじゃ無いか。
無理にプラス思考に考えてるわけでもなく、最近は本当に実感としてそんなことを思っています。


宮本浩次が、エレファントカシマシがパワーアップしてステージに戻ってくる姿を、いつまでだって待っていたい。そう自問自答の末結論しました。