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エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシのファンブログ

「DEAD OR ALIVE」発売十周年記念

世間ではクリスマスの残り香がまだ残っていて、エレカシ的にはベスト盤で盛り上がってるんですが、もう今日は僕としては「DEAD OR ALIVE」発売十周年なんです。


エレファントカシマシ ミニアルバム「DEAD OR ALIVE」 2002年12月26日発売。


それで当時のレコード会社(東芝EMI)からはCCCDコピーコントロールCD)という今思えば謎の規格のCDで出されていて
でも2009年にEMIミュージック・ジャパンが通常CDで再販売してくれたのですが、なかなか買うきっかけがなく今日に。
けれども今日で発売十周年ということで、キチンとCDも買おう、音質も上がってるだろうとようやく思い立ち、せっかくなので
熱い展開をしてくれてるタワレコ新宿店さんで、その後のベスト盤の展示がどうなってるのかも見に行きがてら買って来ました。



さすがタワレコ、デビューアルバムから最新作までガーッと揃ってます(「風」もここにないだけで、バックヤードにあるそうです)。
それでリリース順に並んでいて「ライフ」と「俺の道」の間に一枚だけあるDEAD OR ALIVEが嬉しくてね。もうすぐさま買ってしまいました。



7階にあるベスト盤展示を見てたら情報が更新されてまして、加藤浩次さんと光浦靖子さんのPOPもありました。



これも前にはなかったはずのPOPで、各PVの監督さんも書かれていて、こうしてみるとフカツマサカズさんと番場秀一さんは
僕が好みのPVをガシッと撮影してくれてるんだな、とか今更ながら再確認してみました。
こう監督さんと各PVの概要を一覧でバシッと見る機会って意外にないですよね。




タワレコ新宿店さんでは木村カエラさんもいきものがかりも抑えてアルバム部門でウィークリーチャート一位となってました!




それで「DEAD OR ALIVE」。これはもう個人的には一生もののアルバムで、聞くだけで当時の自分の心境とかがフラッシュバック的に蘇ってくる。
発売当時、「この表現者(宮本のことですね)は俺が思ってることを凄い格好いい歌詞と音楽に乗せて歌ってるな!」と。
生と死と孤独と希望と太陽と理想と、まあいいフレーズが随所にちりばめられてて、むき出しのゴリゴリなバンドの音がそのまま出てて。
CD版を改めて買ってみたのでクレジット欄を見てみると「Produced by 宮本浩次. All Songs Arranged by エレファントカシマシ」とにかくシンプル。


当時のbridge Vol.37 聞き手は渋谷陽一さん

宮本「TVに出たりとか、物書いたりとか、そういうの一気にやって、ちょっとそれが『あれ、違うんじゃないかな』
『俺ちょっと分散しちゃってるんじゃないかな。俺歌手なのにな』ってなったときに『ああなんだ、じゃあ戻ればいいんだ』と思ったんです。
そしたらバンドがやっぱ、そばにいてくれたって言うんですか。まあいたんですよ、そこに。
それで感動したのはですね、本当に久しぶりに、4年ぶりでリハーサルやろうって言ったら、みんな時間より1時間早く来てるんですよ」
渋谷さん「(笑)」
宮本「それはやっぱり感動しましたね。4年くらいバンドでやってなかったのに、またやろうって言ったら、みんな喜んでいると。
で、そうすると僕も嬉しくなってくるんですよね。そういうものが出てるアルバムにはなったと思う。
だから、作品のクオリティではどうかなあってのはありますけど。レッチリと比較して聴いたら、やっぱ完全に負けてますから。
ただ、僕らはバンドの資質として、いいムードみたいなものを持ってるんじゃないかと。」
(以下略)

他のメンバー三人が偉い!もうgood morning時期とかは半分ソロのような感じで宮本と石君とエンジニアで曲作って
ライブではDAT鳴らしてるような状態だったのに、宮本がまた「四人でやろう」と言ったら一時間早く来てくれる。
それが宮本には滅茶苦茶嬉しくて、音的にはレッチリには負けてるけれど(僕は負けてないと思うけれど)
メンバーの嬉しさの波動みたいなのが素直に音に出ていて、その迫力に10年経った今でも感動させられる。


さらにbridgeの同号より。

渋谷さん「で、今回は退路を絶ったんだ」
宮本「退路を絶とうと。4人しかいないんだと。まあ最悪一人ですけど、最後は」
渋谷さん「ははははは」
宮本「ただ、僕にとっては音楽の原点はやっぱバンドだし、4人なんですよ。だから、とりあえずそれに戻ると。
で、まあ極端に言っちゃうと、事務所もレコード会社もそんなに関係ないと。まあそれは当たり前のことなんですけど(笑)。
ただそんなことさえも、気づかなかったと。これはまたインディーズになって云々ってことじゃないですよ。
そういう意味じゃ無くて、俺たち、もっと言うと俺の曲がしっかりしてればどうでもいいことなんじゃないかと」

勝手な説なんですが、この「DEAD OR ALIVE」で宮本が「四人でまたリスタートする宣言」をしてからが
新生のエレファントカシマシのスタートなんだと思っています。
プロデューサーに頼んで、タイアップして、プロモーションをガンガンして売ろうという路線は一旦は上手く言ったけれども、無理がある。
行こうか戻ろうか、そう思って引き返すと昔ながらの四人が居た。じゃあ一回四人でやろうや、と。
そして四人で合宿だデモテープ録りだレコーディングだと肉体を使い始めて、プロデュースは宮本浩次で「DEAD OR ALIVE」。
四人でやって「これはいける」と感じた宮本はさらに「俺の道」「扉」「風」「町を見下ろす丘」で純粋バンド路線へ。
そこでEMIと契約が切れるもユニバーサルミュージックに移籍して、四人にプラスして蔦谷好位置さんやYANAGIMANさんと今のアルバムへ。


今の活躍っぷりは、その四人の時期がなければやってこなかったとも勝手に思ってます。
四人でやれるという確信、自信、改めての信頼関係を構築して、新しいプロデューサーと融合して、それこそ「俺たちの明日」から
震災後の激烈ツアー「悪魔のささやき〜そして、心に火を灯す旅」、今の「ズレてる方がいい」。
改めて10年を振り返ってみると、DEAD OR ALIVEを通じて全てが繋がってる気がします。


個人的にもちょうど20歳の頃に「DEAD OR ALIVE」が出たので、落ち込んだときにはこのアルバム引っ張り出して聴いてきた。
何かあると「疲れた時には孤独になれ」とか自分に言い聞かせながら「何度でも立ち上がろう」と明日への希望を繋いでいく。
そして勿論エレカシも日々の活動を繰り広げ、新曲だライブだと活動し、年に数回はライブでナマのエレカシを聴ける。
ラッキーなときにはそれこそナマの「DEAD OR ALIVE」曲群をライブで聴ける(その時にはかなりの確率で泣いてます・・・)。
オッサンになりつつある宮本浩次を見てたら、自分も30歳のオッサンになってしまったというオチはありますが(笑)
それでも46歳にしてここまでの向上心とステージでのパフォーマンスを見せつけられると「年取るのも悪くは無いな」と思います。


DEAD OR ALIVE」からもう10年だけれど、逆に考えればまだまだ10年。
男・宮本浩次エレファントカシマシがこれからどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、それこそまだまだ「DEAD OR ALIVE」を聞きながら
四人の奮闘を見つつ、勿論自分自身も頑張りつつ、20年、30年先のエレカシもずっと見てみたい。


そのきっかけを見せてくれたミニアルバム「DEAD OR ALIVE」、今日が発売十周年です。もうそれが嬉しくてたまらないんです。



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