エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

「THE BEST 2007-2012 俺たちの明日」@タワーレコード新宿店

店頭入荷日ということで、またもや熱い展示をしているタワーレコード新宿店を訪問してきました。



こういうディスプレイを業界用語では「展開」というらしいんですが(最近知りました)、どでかい。



俺が大好きな「東京からまんまで宇宙」看板が三枚も置いてあってひらすら嬉しい。
それで神宮前で開催中の森本千絵さんの展示会にも一枚置いてあったので、少なくとも都内で四枚は活躍中(?)のようです。
一体何枚製造されたのか。でもこれ本当に一枚は家に欲しいんですよ(笑)。紙とか柔らかい素材じゃ無くて金属質の素材。ネジもしっかりとしたネジ。



これも森本千絵さんのこだわりなのかは分かりませんが、ちゃんと使用感というか「ハイウェイに置かれているような」ダメージ加工がしてある。


もうこれで三度目になるんですが、新宿店のこの展開(さっそく覚えたての言葉を使ってみました)を担当された店員さんに話を伺う。



「今回のはちゃんと展示出来てなくて、もう何を展示していいのか分からないんですけど・・・」
『いやいやこれでも十分気合い入ってると思いますよ。ってこのCDにはセルフライナーノーツついてるんですか?』
「ええ、三枚とも同じものが、渋谷陽一さんの解説と宮本さんの結構長い文章がついてます!」


帰りの電車で読んでみたら、宮本の文章が結構長くて(歌詞カード二頁分)、こう宮本浩次自身がある程度の長文を書いているのを読むと
まるで「明日へ向かって歩け!」を読んでいるようでした。これはPRされてないのが不思議な出来です。読む価値あります!


「前回の『ズレてる方がいい』で展示していたジャケットのスーツは現在はタワーレコードの渋谷店で展示されています」
『スーツもお忙しいですね。それでは新宿店独自の売りとしては?』
「さっきの『東京からまんまで宇宙』看板と、20日予約開始のグッズタオルです」



『そうか、そういえば今回は通販のみなんですよね。これは白黒のタオルなんでしょうか?』
「バサッと広げちゃって大丈夫ですよ」



『おー!通常盤のジャケットの「光に向かってる四人を上から照らす」シルエット格好いいですね!』
「好きなだけ触っちゃって下さい(笑)」


折りたたんで置いてあったので最初はその真価(?)が分からなかったんですが、バサッと広げてみて、それを距離置いて引いて見ると
「光に向かう四人」が想像以上にタオルで表現されていて格好いい。これは卓上カレンダーと共に買いだと思います。


『東京からまんまで宇宙看板はほんっといいですよね。出来れば一枚欲しくて』
「そこまでですか(笑)」
『PVで何枚看板が使われたか一回数えようとしましたしね(笑)。数多すぎて断念しちゃったんですけど』



よい子は決して真似しちゃいけないんですが(誰もしないよ)、看板の後ろ側を見てみると管理番号らしきものも貼ってあって
PVからライブ時のグッズ売り場から今回のような展示から、あちこちでこの看板が使用している跡が見られます。
いやー、大好きです、東京からまんまで宇宙看板。本当に買い取りたいぐらい。



「クリスマスと言うことでこういうことも、あんまり出来てないんですが・・・」
『これはあの一時期のアイドル期のPAOからですか?みんなサンタの格好をして山崎洋一郎さんがプチ憤怒したという?』
「そうです、宮本さんもサンタの格好してます(笑)」
『一番上が「俺」で、左下はPAOのキーホルダーですね。最近入った人は違うキーホルダーみたいですね。そして石君がクマ・・・?』



「こちらは『絆』の時の六角精児さんとのコラボポスターです」
『おお、初めて見ました。・・・実はこの頃エレカシテンション下がっててあんまりリアルタイムで見てないんです(笑)』
「そうなんですか(笑)、逆に私はこの頃はテンション高くて」
『しかしこれデカイですね、家には飾れないかも・・・』
「そしてこの宮本さんは写真写り悪いんですよ(笑)」
『確かにこんな宮本見たこと無いってくらいに精彩無いですね(笑)」



「こちらは野音の写真のパネル展です。29枚の写真で出来ていて、他のタワレコ店舗でも写真は同じで、大小の違いがあるはずです」
『これはいいですね!今回のCDの特典のポストカードにしてもいいくらい綺麗ですね。あ、この男椅子・・・』
「古い椅子に戻ったんですよ」
『前のツアーで先生が「ボロボロで直してない」って言ったら新調されて、MASTERPIECEツアーで「高さがどうこう」言ってたんですよね』
「そうなんです。野音では古いのに戻ってて」
『当日は椅子までは目に入らなくて・・・、しかしこれ本当にボロボロですね、いきなりガタッてズレそうな気もしますね』
「特典DVDの映像だと宮本さんのワンシーンが多いんですが、お借りした写真の方はちゃんとメンバー四人も写真に収まっていて」
『四人の出演時間は一曲「ズレてる方がいい」だけなのに、キッチリいいショット押さえてるんですね』。



「時期柄こういうものも、この商品は当時と比べるとリニューアルされてるはずです」
『確かに五年前はちょっと違ったイメージがあります。ってかまた加藤浩次宮本浩次の「ダブル浩次CM」流して欲しいですね、今でも使えますよ』



展開内のモニターには野音DVDもエンドレスで流れているんですが、一つだけ不思議なシーンが。
『このドキュメンタリーチックな映像はなんですか?』
「曲間に一ヶ所だけ入っていて、野音最寄りの駅から野音までの当日の様子が入ってるようなんです」
しばし見入る・・・。
『これ格好いいですね!「大地のシンフォニー」のような重厚感と当日の緊張感が出ていて』
「この一ヶ所だけなんですけど、面白いですよね」



「まだ展示は未完成で、これから徐々に補強するので機会あったら是非見に来て下さい」と店員さん。
今回もバカなことにもご丁寧に答えて頂き、本当にありがとうございました。タワレコ新宿店さんの愛は冬でも暖かかったです。


とりあえず本CDには「結構な分量のセルフライナーノーツがついている」「野音DVDにはちょっとしたドキュメンタリー映像」。
「グッズではタオルが広げてみると意外といい出来」「卓上カレンダーもきっと良い出来でしょう」ということでした。


あとねえ、こういう展示物見てると嫌でもテンション上がるというか、日々の嫌なことも瞬間的だけかもしれないんですが
きれいさっぱり流されて「ああ、俺もまた頑張らないとな」とか訳分からないこと思っちゃうんですよ。
展示を熱心に見てる人やCDを買ってる人を見ると「同志がいる」とか思って(笑)、勿論みんな宮本浩次エレカシが大好きで。
異空間と言ったら大げさですが、ハッピーな熱い空間がここにはあるんですよね。そういう場所や時間を共有出来てることがただただ嬉しいです。


年末も来年も「さあ 頑張ろうぜ!」と気分を一新出来ました。これからじっくり限定盤AのDVD見てみます。
何だか知らねえけど明日も頑張りましょう!(C)「I am happy」。