エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

日比谷野音に、エレカシが、宮本浩次が少し戻ってくるようだぜ

日比谷野音の払い戻し発表がやけに遅いので、これはなんかあるかも、と思っていたのですが
まさかこういう形になるとは。前とは逆に変ないい夢で目覚めたよう。


もう白状しちゃうと宮本のメッセージ読みながら朝から声あげて泣いちゃってね、休養の時でも泣かなかったんだけれど。
30歳の男が46歳の男の文章に朝から泣いてどうすんだと言われるんだろうけど、宮本浩次が好きすぎるんだろう。


この男、本当に自分勝手なこと言ってるんですよ、滅茶苦茶。やんないと言ってやるんかい!
宿泊機関交通機関キャンセルして、別の予定入れちゃった人も恐らく沢山居るぞ。ワガママも過ぎるよ。
「はじめての僕デス」を歌った人間がそのまま大人になってしまったようだ。冷静に見ると本当にひどいよ。
でも反面「宮本浩次はこうでなければ」と思ってしまう自分が居る。男が男に惚れるととんでもなく厄介だと言うことを今回知った。

宮本浩次より ファンのみなさんへ


今回左耳の外リンパ瘻という病気で、全力で歌うことが出来なくなってしまい
東京と大阪の野音のコンサートを中止せざるを得なくなってしまいました。
コンサートを楽しみにしていてくれたみなさん
それからエレファントカシマシを応援してくれているみなさん
たくさん驚かせそして心配させてしまってごめんなさい。
実は術後一週間くらいは半ば茫然と過ごしていたのですが
主治医の先生から「この状況に慣れて歌ってなおしてゆくしかない」という類の励ましの言葉を貰って
十日ほど前から毎日アコースティックギターを使って自分のペースで歌うことを始めました。
すると確かに左耳はいつものようには聞こえないのですが
一方で歌に集中することで心が軽くなり同時に元気になっている自分を感じることも出来ました。
これはとてもうれしいことでした。
いつものエレファントカシマシのステージはもちろん出来ないのですが
日比谷野音のステージで少しだけど歌う事にしました。


ファンのみんなには勝手ばかり言って本当にすまないが
どうか俺を野音で少しだけ歌わせてくれ


十月十日 エレファントカシマシ 宮本浩次

http://www.elephantkashimashi.com/news.html


ラストの『どうか俺を野音で少しだけ歌わせてくれ』の一行は、どんな文豪の文章よりも強いインパクトを感じる。詩人レベル。


そして最初の方は丁寧な言葉かつ低姿勢なのに、ラストは有無を言わさぬ断定的口調。『歌わせてくれ』というロック歌手っぷり。


「あいつ、滅茶苦茶自分勝手なこと言いながら日比谷の野音に戻ってくるらしいぜ」。こちらも『友達がいるのさ』より。


スケジュールもチケットも空けて、確保しておいた。
日比谷野音のステージに現れるのを待ってるぞ、宮本。
ステージ出たら出たでテンション上がっちゃって無理するんじゃないぞ、宮本。
「ガストロンジャー」なんて歌い始めたら、石君やメンバー始め、スタッフ全員で宮本を止めて下さい。


「俺は口元に笑いと目元に涙浮かべて、宮本浩次を信じるさ」。



【追記1】
オフィシャルをよく読んでみると、ライブはやるけれども払い戻しも実施。
事実関係を整理してみると、14日の日比谷野音に入場しても、15日からの払い戻しも出来るという
エレカシ、主催者大丈夫か・・・」とこっちが心配してしまうほどのライブになるそうです。
なので入場の際にも(スタッフの方も勿論心得てるでしょうけど)絶対半券切り離さないで下さい。
当日はチケットの表面をチェックするだけです。
半券が残っている形であれば、ライブ行こうが行かまいが払い戻しが実施されます。


ライブを見て払い戻しするかどうか、こればっかりは各自の判断ですが、そういうことのようです。


【追記2】
ライヴ活動休止中のエレカシ宮本、中止となった10/14日比谷野音で歌うことを発表
http://ro69.jp/news/detail/73761


【追記3】
難聴活動休止のエレカシ宮本、野音に立つ
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20121010-1030437.html


【追記4】
来たくても来られない人、また日比谷野音のチケット入手してても、中止と言うことで既に他の予定を入れた人等々
宮本浩次のナマの姿を見たい人は沢山いるはずなので、模様を収録して後日YouTubeで配信とかでもいいけれど
また仙台RensaのようにUstreamで生中継してもらえないか、とも思う。
宮本に負担にならないように、でも広く中継してもらえないだろうか。まだ日程的には準備できますよ。


【追記5】
冷静に考えると、この措置は凄く有り難いのですが、見られる人と見られない人の差が大きい。
特に日比谷野音のチケット持って14日に日比谷に行ける方は、中に入れてエレカシ・宮本を見られて、(するしないは別として)払い戻しの権利もある。
比較対象が全く違うのかもしれませんが、この差は2010年のコットンクラブでのスペシャルライブに似てる気もします。
(むしろ「元気な宮本を直接見たい」という気持ちはどう考えても今回の方が強いはずだ)。
逆にエレカシ宮本が元気だ、少なくともステージには立てるというシーンを、多くの人が平等に接することが出来る方法はなんだろう、と考えると
安易に頼りたくはないけれど、やはりインターネット、具体的には去年の仙台RensaでのUstream中継のような形がベストなんじゃないかと思います。
(勿論宮本の体調最優先になりますが、また中継入ると宮本張り切りすぎちゃいそうで心配ですが)。
今のところ中継の予定は全く無いようですが、僕はファンクラブにUstream(媒体は何でもいいけれど)中継の要望を送っておきました。


【追記6】
それと、今回は外聞きは正直厳しい(聞こえにくい)のではないかと思ってます。
今の現状を考えると、宮本にとっては歌を歌うことよりも、その歌なり声、演奏音が爆音スピーカーで跳ね返ってくる方がダメージが大きそうです。
当然そのこともスタッフさんは考えて配慮してくれるだろうから、ボリュームを相当絞ってくるんじゃないかと思います。
そうなると結果的に外まで聞こえにくい音量になってしまうかもしれません。ライブとしてはジレンマですけど耳のことを考えるとしょうがないですよね。


とにかく今回は無理はしないで欲しい。何十年先もロック歌手であってほしい。いつまででも四人で歌って貰いたい。そのためには今回は・・・。




Yahoo!トピックスでの「エレカシ宮本が野音に登場へ」。13文字でここまで格好いいニュースタイトルは初めて見た。
ヒーローかロックスターの扱いですよね。後者は事実なんですけど(笑)、前者にも近いかも知れない。Yahoo!さんやりますね。





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