エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシのファンブログ

オッサンに負けてられない

珍しく連チャンで映画を見てきました。
まずは15日公開の「鍵泥棒のメソッド」を初日に。


最初に各種の予告編見てたら、途中で「のぼうの城」の予告編も流れていました。
これは映像流れた瞬間に反応してしまいました。「ズレてる方がいい」聞くためにYouTubeの「のぼうの城」予告編を何度も見てたので(笑)。
いや、でも映画のどでかいスクリーンで流れる「のぼうの城」と、ちょっと流れる「ズレてる方がいい」は音響も良く迫力があり
「ああ、これ本当に映画の主題歌で流れるんだな」と今更ながらに実感しました。映画も主題歌も期待大です。


で、「鍵泥棒のメソッド」。

これは特に先入観なく見ていたのですが冒頭シーン(広末涼子さんのとある行動)から「ゴールデンスランバー」を思いだし
さらに堺雅人さんと香川照之さんの共演シーンを見てても、また「ゴールデンスランバー」を思い出す。車中のシーンなんて特に。


この監督さんは「アフタースクール」を撮った方なのですが、「アフタースクール」はかなり難解、伏線も展開も複雑も複雑だったのですが
今回は明快ストーリー路線。しかし凄いフィクションというか、どうやったらこういうストーリーを作って映像化までこぎ着けられるのか
監督や脚本家の頭の中を覗いてみたいレベルでした(笑)。本当に面白い。
そしてこれは映画館で二時間集中して、みんなで笑いながら見ることをオススメします。
「アフタースクール」ほどではないにしても、ある程度集中力が必要かも知れません。
ただ全般的にはクスクス笑いが映画館中に漂っていて、そういう意味では「テルマエ・ロマエ」系かもしれません。
(「銭湯」がキーワードになるところも偶然とは言え似てるのかもしれません)。


映画自体の出来の良さに浸っていたら、ラストの主題歌もやけに格好いい。曲の雰囲気が映画のテンションとバシッと合っている。
そして「これはいいな」と期待を込めつつクレジットを見ていると『吉井和哉 点描のしくみ』。


なんたることだ。


前の記事でも書いてましたが、最近はせっちゃんの「ひまわりの夢」をiTunesで買って聞いていて、「やるな1966年生まれ」と聞いていたら
こちらも1966年生まれの吉井和哉。そしてご存じ宮本浩次も1966年。
この年は日本の地磁気が何かが変になったか、ひのえうまにはロックの魂が宿るのか、と思えるくらいの当たりっぷり。


トータス松本、スガ シカオ、斉藤和義ら丙午ミュージシャンが厄祓い
http://www.barks.jp/news/?id=1000017112
(そういえば「のぼうの城」主演の野村萬斎さんも1966年生まれですね)。


せっちゃんも宮本浩次も今になってまた精力的になっていて、とにかく一向に老け・衰えを(表向きには)見せない。



これはね、もう「四捨五入すりゃ50歳だというのに凄いなあ」と感心してる場合じゃない。負かしに行かないといけない。
いや、ちょっと前なら「オッサンなのに凄いな」と思ってたと思うんですが、もう感心してられない。勝ちに行かないと。
いつまでも若さに安住して「上は凄い、偉い」と思ってちゃいけない、向上心持ってオッサンと対等に勝負して勝たないと。


彼らだっていつまでも元気な訳じゃない。頼りっぱなしじゃいけないし、いつかは「のして」やらないと。


宮本が2000年、つまり33歳、34歳頃に作った「good morning」内の「I am happy」より。

「あいつら憎らし豊かにお暮らし 俺たちそこそこ元気に暮らして インチキ野郎がエラそうにしてるけどよ そう」
「I am happy あいつら関係なかったよ そう ニッポン国 tired 我等の時代を そう そう」
「あとは10年経ったら good-byeリーダーで あなたの時代を懐かしんで 我等の時代を生きて行くでしょう」
「そういう訳なの人生 very very tired でも一緒に遊ぼう very very happy 何だか知らねえけど 明日もがんばりましょう」

ここら辺は恐らく日本の政治や社会全体に向かって歌ってたと思うんですが、日本の政治の世代交代はともかくとしても
ロック音楽については本当に10年経ってエレカシや1966年生まれの歌手は我等の時代を生きているのかもしれない。


また僕が「good morning」を作った当時の宮本の年齢に近づいてるせいか「good morning」の歌詞がリアルに分かってきました。
「眠れない夜」の『I said 正論だったら誠実に響けば だいたいみんなは大歓迎だけど 変な知恵つけてるあいつら相手にしてても No...』。
「情熱の揺れるまなざし」の『一寸先は闇の人生と あとは楽天的な強い欲望と あとは ooh yeah! ooh yeah! 男稼業フル稼働』。
「I am happy」の『いつもの人生 けっこう目玉を開けたら その日の気分の良し悪し この後何年続くか知らねえが そう』。
挙げてたらキリがないんですが、「ああ!なるほど!こういうことだったのか」という発見が最近殊の外多い。
多分そのうち「good morning」特集やります。



・・・何の話してたんでしたっけ。「鍵泥棒のメソッド」ですね。
別にこの映画を見たからといって「勝たなければ」とか気負う映画ではないです(笑)。全くもって面白い娯楽映画です。もう一回見に行きたいくらいです。
ただ吉井和哉さんの主題歌聞いて、せっちゃんの新曲聞いて、エレカシの男稼業フル稼働見て、帰り道にそんなことを思いました。



勝ちに行きましょう、御同輩。



踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望

こちらは15年楽しませて貰ってありがとうございました。「踊る」初期の頃は擦り切れるほど見返しては楽しかった。青春の一ページです。








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