エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

意外と日本の歌を知らない宮本浩次

前回の記事のコメント欄で教えて頂いたのですが、世良公則さんがカバーアルバムでエレカシ「四月の風」をカバーするようです。


世の中相変わらずカバーブームですが、エレファントカシマシの場合、CD音源化されたのは「翳りゆく部屋」のみ。
この曲については昔から宮本は「男女の恋愛について歌った凄い歌」とリスペクトしていたので、カバーするからには
宮本の相当な思い入れが必要なんだと思います。
その「翳りゆく部屋」が収録された「STARTING OVER」リリースの際にも「(入れるかどうか)最後の最後まで迷った」と話していた。
やはりエレファントカシマシ名義アルバムに他人の曲を入れるのは相当に抵抗があるんだと思います。


エレカシがカバーするには宮本の相当な思い入れが必要」と仮定すると、この先エレカシがカバーすることがあるだろうか?


その「STARTING OVER」がリリースされた2008年1月31日に配信された「Yahoo!ライブトーク」にて、カバーアルバムについて話している。
エレカシにカヴァーして欲しい曲」ということで、生番組でリスナーの人から意見を募っていました。インタビュアーは荘口彰久さん。
(元々の文意を損ねない程度に編集しています)。荘口彰久さんがメールを紹介する形式です。

荘「カヴァーは是非中島みゆきさんの『ヘッドライト テールライト』」。
宮「(ポカーン)うーん・・・」。
荘「エンディングテーマですね、プロジェクトXという番組の」
宮「そうなんですか、勉強不足で存じあげなかった。中島みゆきさんは勿論存じ上げておりますが」

先生、プロジェクトXとか見なさそうだしなあ・・・。

荘「紅白出て下さい!『俺たちの明日』でドーンと行きましょう!カヴァーして欲しい曲は美空ひばりさんの『愛燦燦』」
宮「(ポカーン)・・・、あのすみません勉強不足で。美空ひばりさんは勿論存じておりますが」
荘「あい、さんさんとー、みたいな」
宮「ほぉー。ああでもそれちょっと和風な」
荘「そうですそうです」
宮「ああ、いいかもしんないなあ」

僕ですらタイトル聞いてぼんやりとメロディが浮かんで来たんですが、先生は知らなかった模様です。

荘「宮本さんが昔好きだと言っていたスピッツの『空も飛べるはず』」
宮「ああー、あれはいい歌で。昔RIJFで『空も飛べるはず』もそうなんだけど、『涙がキラリ』。それをさ、ステージの袖からさ(見てて)、スピッツがさ。
  チャージャージャー、チャージャージャーって。(同曲のイントロギターを宮本が口でモノマネしてる)
  泣けて来ちゃってさ、これは涙がキラリ来たよ、みたな。はい、好きです。スピッツ、涙がキラリ。すっげーいい曲」
荘「マサムネさんもライブで大好きな『悲しみの果て』歌ってる」
宮「嬉しいじゃないですか。ええ、いいっすねえ」

スピッツの曲カバーしたら、草野マサムネさんがすごい恐縮しちゃいそうですね(笑)。


カヴァーとは直接関係ないんですが、間にはこんなメールも。

荘「東京大阪のみならず、オリンピック開催地、今年北京。北京でライブはどうでしょう。
  この方は香港に住んでらっしゃるんですね」

かの地で「ガストロンジャー」など披露した日には、すぐ公安警察がすっ飛んで来そうです(笑)。

荘「カヴァーして欲しい曲は『ヨイトマケの唄』」
宮「(即座に)なにヨイトマケって?」
荘「あのー、美輪明宏さん・・・」
宮「俺なんにも知らないね。みんな詳しいな。俺がちょっとほら・・・。
  すみません!勉強して参ります。日本の楽曲を」

これも知らないか先生!僕も桑田佳祐さんのカヴァーで知ったんですが。これも名曲。


この後、新曲、ライブへの決意。そして禁煙への決意も述べてますが、最後のだけ全然守れてないですね(笑)。


結論として「先生、日本の楽曲意外と知らない」。
NHK少年少女合唱団に居たのだから、いわゆる童謡みたいなのやRCなどはよく知ってるはずなのですが、今流行の歌とかは苦手な模様。
そうすると他に思い入れがある日本の曲と言えばジュリーの「サムライ」他数曲ぐらいしか出てこないので、案外難しいのかもしれません。


しかし今見返しても、このナマ配信は豪華。トークとライブで1時間15分。
序盤で本の話になり、宮本が「愛読してる本」を紹介しようとして、マネージャーさんに本を持ってくるよう頼んだと思ったのは
出てきたのは「たまたま一緒に居た」(C)宮本、石君が本を持ってきて、ついでに宮本が半ば強制する様にトークにも参加して
「何故あのしかめっ面でギター弾くんですか?」というリスナーからの素朴な質問に答えたり
(答えは「気合いを入れて弾くとああなるんです」というストレートなもの)。
「笑顔の未来へ」「俺たちの明日(弾き語りVer)」の二曲をナマで披露する際には、サポートとして蔦谷好位置さんがキーボードで参加したりと
去年の仙台RensaでのUstream生中継じゃないですが「これ無料でいいんですか?」レベル。


4年前の配信ですが、いつかこれについてもガーッと書ければと思っています。




・・・と思って自分の過去ログ調べてみたら、配信翌日にちょっとだけ書き起こししてて、今と同じ様なこと書いてます。
こちらは全然進歩してないですね、本当に。


2008年2月1日  宮本浩次Yahoo!ライブトーク出演
http://d.hatena.ne.jp/mpdstyle/20080201/1201795110





画像なし
BACKBONE
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こちらが「四月の風」も入るという世良公則さんのカヴァーアルバム。Amazonアソシエイトです。





神社の木漏れ日の間 歩ゐてゐた。 (C)達者であれよ。



青空と石垣と櫓。



それにプラスして城門。古い古いお城いっぱい日本暮らし。こちらは(C)東京ジェラシィ。



最近写真ばっかり撮ってまして、PCに溜まっていくばっかりなので、これからちょこちょこ記事とは無関係に写真を貼り付けていくと思います。