エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

MASTERPIECEとDEAD OR ALIVEの日々。

うだるような暑さの中、PAO Vol.64(最新号)が届いてまして、まあ座談会では先生の総合司会っぷりが遺憾なく発揮されてて面白いですね。
特に高知の下りでは7月9日付けの記事に頂いたコメントが鮮明に蘇って「本当にそんなんだったんだ」とニヤニヤしながら読んでました(笑)。
行ってない僕でさえその光景がなんとなく浮かんだので、これは高知のライブ行った方は相当面白く読めそうで、羨ましいです。


タイトル通り、最近はエレカシMASTERPIECEとDEAD OR ALIVEを中心に聞いてます。
共通点は「タイトルがアルファベット」ぐらいでしょうか。むしろ内容的には対極的なアルバムではないかと思っています。


DEAD OR ALIVEは余裕がないというか、切迫感、危機感、ちょっとした悲壮感と大きな希望、再出発の決意が伝わってくる。
そしてギリギリの気迫。ガリガリとしたバンドサウンド。「男は一人行かなきゃならん時がある 今がその時」(DEAD OR ALIVE)。
「大した意味などないこの人生 上機嫌のインチキなら満点」(クレッシェンド・デミネンド〜陽気なる逃亡者たる君へ〜)。
「突き刺す真冬の風 この東京で 俺一体何を見てたんだろう? でも停滞と病を経て今 落ちていく我が身を端から見ている」(未来の生命体)。 
歌詞には女性の影なんぞ出てこない。「俺」自身と対峙して、そして端から見て、「俺」自身を知っていくという36歳の男の姿がそこにはある。


それに対してMASTERPIECEは自身と余裕が溢れまくってる。音もゆったりしている。女性の影もチラホラ、ってかそれが歌詞に露骨に出てる。



しかしこのギャップにやられる。両極端の振れ幅、かといって振り子とも違う。
生きてると誰でもあり得るだろうバイオリズムだったりその時のテンションだったり、考え方、捉え方が変わったりして
それこそ2002年の宮本浩次と2012年の宮本浩次のナマのリアルな表情がアルバムにそのまま反映されていて面白い。
こういう宮本の移り変わりを見ているのが面白いので、じゃあ次は宮本浩次はどう考えて、それがアルバムにどう反映されるのかが
さらに楽しみになって、中毒のようにエレカシが好きになっているのかも知れません。


あとは何回も言っちゃってますが、「DEAD OR ALIVE」は歌詞も含めて「冬!」ってなイメージが強すぎるので
この真夏に聞くと清涼感、ちょっとした「冬感」が味わえていいのかもしれません。
んなこと言いながらDEAD OR ALIVEは一年中聞いてたりするんですけど。


エレカシの夏フェスのグッズが公開されてまして、その中でも「ステージプロット」Tシャツがアイデア性溢れてて
興味を引かれたんですが、これ裏側なんなんですかね?写真が小さくて読めない・・・。
サイトの表記によるとPA回線表なんでしょうか、だとしたらTシャツとしてじゃなくて普通に資料として欲しいレベル(笑)。
ライブに行くとどういう配線がどう繋がってるのか気になって、チラチラと見てしまうんです。
かといってそれだけのために結構お値段張るTシャツを買うのもどうかと思ったり。いやでも少なくとも表面の配置表は格好いいです。
http://faith.shop-pro.jp/?pid=46594875



PCで適当にブラウジングしてると、あちこちで(多分このブログの下部にも出てますが)「WOWOWRIJFナマ中継」の広告を見かけます。
あのRIJFを(高画質・絶妙なカメラワークでライブを収録してくれる)WOWOWで生中継してくれて、ということはガーッと暑い日中に
ひたちなかまでいかなくても、涼しい家の中でHDの高画質でフェスを楽しめるというまさに「家フェス」。これは魅力的。
音楽好きな人達が家で集まって、酒でも飲みながら中継を見るなんて最高な家フェスの過ごし方かもしれませんね。


誰か俺のことも誘って下さい(笑)。




DEAD OR ALIVE
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