エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシのファンブログ

水道橋博士側から見る「ゲストとゲスト」(或いは男と男の真剣勝負)

浅草キッド水道橋博士(本来なら敬称をつけるべきなんでしょうけど、敢えて呼び捨てにさせて下さい)の日記を読んでいたら前回の「ゲストとゲスト」のサイドストーリーを追っているようで、また博士の周りの人に纏わるエレカシ話がどんどん出てきて、これはこれで物凄く熱く男気溢れるエピソードが満載だったので、引用しつつまとめてみました。軽いドキュメンタリーの様相です。


以下、水道橋博士の「悪童日記」から「ゲストとゲスト」、或いは宮本浩次エレカシに関するものを抜き出してみます。
http://www.asakusakid.com/diary/new.html
http://www.asakusakid.com/diary/1205-ge.html

5月11日 金曜日
赤坂の事務所へ移動。
テレ朝『ゲストとゲスト』、打ち合わせ。なんとエレファントカシマシ宮本浩次さんと対談することに。
「恐れ多い」と何度も辞退したのだが……。岡村靖幸さんと話をしたら、出来ないわけではない、と思い直した。
1997年刊行の『風に吹かれて―エレファントカシマシの軌跡』(ロッキングオン)を引っ張りだして読み返すと、JAPANを読んでいた頃を思い出し、郷愁。

5月17日 木曜日
清水ミチコさんとのラジオ後)
「明日、エレカシの宮本さんと対談するんだけど」
って言ったら、ミッちゃん
「へぇ〜。よろしくお伝え下さい。昔、思いっきり叱られたことがあるの」と…。


帰宅後、ドキュメンタリーの『扉の向こう』を久々に。
後期のエレカシの楽曲の中でも、アルバム『扉』に収録されている「歴史」は、本当に好きだ。
この壮大な歌詞には惹かれる。
『そして「渋江抽斎」に至って 輝きは極限そう』
の「渋江抽斎」を歌詞の載せた感じがエクスタシーすらある。永井荷風が最期に読んでいた鴎外の本。

5月18日 金曜日
14時、六本木アークスタジオ入り。
テレビ朝日ゲストとゲスト』収録。(5/28放送予定)
エレファントカシマシ宮本浩次さんと、マンツーマンでトーク。
ここ2週間、本格的に熱を上げてエレカシ漬けだったせいか、初対面のセットで対峙したところ、どっと汗が止まらなくなる。
完全に「好き」になっている。急に入れあげた男惚れ病だ。


今日はエレカシの30年の「物語」が既に頭に入っているので、「想い出話」やメンバーへの感謝の念などに素通り出来ず一々ジーンと反応してしまって困った。
ボクは、吹き出す汗に困りつつも、目の前では、あの手振り身振りの宮本節、際どい話もあっけらかんと素直すぎる返しで……面白過ぎた。どこまで使えるのかわからないが。収録後の楽屋で、『風に吹かれて』にサインを貰う。


そして、宮本さんのスタイリストもされている伊賀大介さんとご挨拶。これまた初対面だが、今までこの人にどれだけ褒めてもらったか。握手。


そういえば、前のマネージャーの冨永さんが熱烈なエレカシ・ファンであった。
@tomikohan 現場に君を呼べば良かったよ。本のサインは「武くんへ」だ。
エレカシ宮本さん、痩身ぶりに驚いたが、レコーディングの時は集中するから48キロ!まで落ちるんだって。
まさにレコーディングダイエット!
仕事を終えて、ホテルに居ても、 2週間でアルバム、ベストを含めて25枚くらい聞いたから、頭の中にエレカシが鳴り響いている。
興奮冷めやらず。ボクがエレカシで一番好きなのは『歴史』だが、詩が入ってない状態の『歴史前夜』も良い。


これは森鴎外へのラブソングだが、今日、聞いたら、森鴎外へあそこまでライバル意識を持っていたところが最高だったなぁ。


RT @yuichip 途中から参加の高緑(ベース)の心境や誘った本人の、冨永(ドラム)の心境なども掘り下げて聞いてもらえたら嬉しいデス。
 このお話はなかったですが、皆で乾布摩擦をする話が好きです。


RT @bunchin0712 花くまゆうさくがコラムのなかで、キッドをリングスの若手時代の高阪剛に例えて、同時にエレカシに売れて欲しい!と
願う文書に勇気付けられました!博士の「本業」で読めます!
文春・高橋くん、『お笑い男の星座2』にもエレカシは出てくるが、これだ!
エレカシの『俺たちの明日』をカラオケでフルに歌ったら号泣する自信があるなぁ。
エレカシ宮本さんの2000年頃の週プレ連載『明日に向かって歩け』(集英社)もツボだったなぁ。
ミヤジとの対談は俺に期待しないで。俺がパンサー尾形か、汗かきジジイかというくらい、異常に汗を吹き出すだけ。
でも宮本さんはオモシロイです!
改めて、今回のエレカシとのお仕事は、「畏れ多い」と3度断ったが、先月、プライベートで何度も「畏れ多い」と対面を避けていた
岡村靖幸さんとお会いして「話せる」と思ったことが大きい。「出会いに照れない」ことが大事なのだな。

5月27日 日曜日
夜になると一人で、気分転換に、エレカシの『歴史』を絶唱する。
気持ちいい。明日、ゲストとゲストが放送になるのか。

5月29日 火曜日
完全に二日酔い。


昨晩放送のテレビ朝日ゲストとゲスト』。エレファントカシマシ宮本浩次さんとの対談、再生。


しかし、俺の汗の噴きだし方(笑)、スタジオで明転して目と目を合わせた瞬間にドギマギああなった。
どんだけ惚れやすいだよ!
「男と男の出会いは会った瞬間」と殿が言うが、そういう一目惚れですね。


もちろん、もっともっと話をしているが……。
一番ボクが素晴らしいと思ったのは、客観性の無い己への盲信。
才能をもって自己愛を貫いている。
歌なら負けないと森鴎外と競争している人を見ると、惹かれるに決まっている。


アルバムのタイトルを、『ホームラン王』にしようとした話しながら――。
一本足打法を真似ながら「王選手にはホームラン王では負けますよ、でも歌ならボクはダントツですよ!負けないんですよ!」
オンエアから落ちていたが、「お互いコミュニケーション下手の人間音痴ですね」との俺からの話に。
「だからこそ30年そばにいてくれるメンバーがありがたい」ってところは印象的だったな。 そうそう。あそこ残っていた。


ミヤジのレコーディングダイエットを聞いたからか、昨日の漫才の舞台上は57キロ。
3日で3キロ落ちていたが、今日一日で+2キロに。


読んでるこちらがドキドキして、もう画面をスクロールしながら収録日が近づくにつれ勝手に手に汗握ってしまいました。
前にも書きましたが、博士のライフワークの一つである「お笑い男の星座」シリーズはとにかく「男が男に惚れるパターン」が多い。
思わず手元にあるシリーズを読み返してみてますが、ざっとあるだけでも師匠であるビートたけしは勿論、アントニオ猪木爆笑問題ガッツ石松梶原一騎江頭2:50、そして百瀬博教。百瀬さんというのは一般的には格闘技のプロデューサーとして有名だったのですが、格闘技に興味の無かった僕はさほど知らなかった、けれど「お笑い男の星座2」を読んだら、一気にファンになってしまって(笑)。
もう言葉では表現出来ないほどに「男のダイナミズム」を人生一代かけて表しきった男。
百瀬さんは2008年に亡くなられてしまうのですが、勿論それは悲しかったニュースだったのですが「あの人でも命は消えてしまうんだ」とそっちの方に驚いた記憶があります。そして水道橋博士のショックはいかほどなんだろう、とも。


これらの本を読んでると、博士は(性的な意味じゃ無くて)「男が男に惚れる」をまさに体現する男というのが分かるんですが博士の日記を読んでいると、今回の宮本浩次との対談もまさに「男が男に惚れる」パターンだったんだと思います。


また男が男に惚れると、そこに吸引されるように様々な男が絡まり合って繋がってくる。
上の日記にも伊賀大介さんが出てくるのですが、「お笑い男の星座」にもエレカシに絡まる人がどんどん登場してきて、で、読んでいる男(まあ僕のことなのですが)もそれに引き寄せられて、泣き笑いを繰り返してしまう。

オンエアから落ちていたが、「お互いコミュニケーション下手の人間音痴ですね」との俺からの話に。
「だからこそ30年そばにいてくれるメンバーがありがたい」ってところは印象的だったな。 そうそう。あそこ残っていた。

ここの台詞もいいですよね、よく宮本が言う「音楽性云々の問題よりも、学生時代からの仲間が四人、これが大きい」。
メンバー同士もきっと男が男に惚れてるんですよ。変な意味じゃ無くて男気的な意味で。これは確信を持って言えます。それこそ契約切られようがスランプになろうが、誰かが不調になろうが「四人でなんとかやろうぜ!」って魂がきっとある。


またこの現代日本において、そういう人間関係が(自分も含めて)希薄になりがちなので、そこに奇跡のようにポツンと存在するエレファントカシマシ四人に、水道橋博士も強く惹かれるのかもしれません。こんな男四人は世界中捜しても他におるまい。



最後の方は自分で書いてても訳分からなってますが(笑)、「お笑い男の星座2」を読んで貰えれば「男が男に惚れる」の意はきっと分かって貰えると思います。笑えるけれど泣けて、そしてしんみり心の奥底に染み渡る本です。是非。


そして水道橋博士にはエレファントカシマシ宮本浩次について改めて活字という媒体で熱く書いて貰いたい。そう思いました。


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そしてこれを書いてたら、同時に水道橋博士のツイートも以下のように更新されていました。

本番前、エレカシマニアの光浦と『ゲストとゲスト』のミヤジ話。カットされた部分を語ると悶絶。
ノーカット版が俺も欲しくなる。ちなみに今日の収録のノーカット版も欲しいほど。
どれほどカット前提の裏薀蓄を盛り込んだかマニアックな好事家に見せてあげたい。

これは光浦靖子さん羨ましい!一体何を話したんだろう・・・。