エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

エレファントカシマシ「MASTERPIECE」祭@タワーレコード新宿店

凄く良い意味でえらいことになってます。


Twitterで「タワーレコード新宿店では等身大パネルで四人と撮影可能!」とお知らせがあったので
「じゃあ一眼レフ持って撮影してきましょう」ということで行ってきました。



POPがめちゃくちゃデカイ。そして鮮やか。
それで細かい所見てると、内容が愛に溢れすぎてる。仕事でやってるというレベルじゃないんですよ。
最新号のPAOでちょっと話したこととか、音楽専門チャンネルで話したことがPOPになってる。
またそれらの書き方が女性らしくて可愛いというか、少なくとも僕には到底真似出来ません(笑)。



これもPAOインタビューの内容を書いてくれて、ちゃんと商品とリンクするように陳列してくれてるという涙ものの仕様に。



これだけ見ても分かると思うんですが、PVガン見しないと分からない項目まで書いてくれてるんですよ。
「宮本さんの太いズボン(レア)」その通り!いつもは細いズボン履いてますしね。
「宮本さんが撮った空の映像」これも確か音楽専門チャンネルで「カメラ貸して下さいって言って空撮ったんですよ」って
ちょっと言ったことをきっちり解説してくれてる。



今までのタワーレコード機関紙のエレカシ部分について切り抜きしてあるスクラップブック。これだけでも十分お宝モノだと思います。



上のPOPの裏側を見てみたら、今までのアルバム・シングルのジャケットがガーッと全部貼ってあります。
「江戸の大工は見えないところまでこだわって作る、それが職人の心意気なんだよ」と誰かの言葉を思い出してしまいました。とにかく粋。


それで、このPOP展、いやMASTERPIECE企画展を作ったタワレコ新宿店の方にお話しを伺うことが出来ました。


『このジャケットは左側のシングルは色のバランスを考えて配置してあるんです』
「あ、確かに真ん中の方は青色っぽく統一されてますね」
『そうなんです。で、右側はアルバムの順番ごとに並べてて、それで最後スペースを空けてあるのは「エレカシの歴史はまだ続く」って』
「・・・なるほど。これからもアルバムは出て、余白にまだまだ歴史が繋がっていくと」
『そうそう、そうなんです!』



『私のiPodエレカシしか入って無くて、周りからは「エレポッド」と呼ばれてて(笑)。でもフェイスさんの他のアーティスト
 andymoriさんとかplentyさんはエレカシも好きらしくて、コメントも貰って今準備中なんです』
「スタッフさんも重なってるかもしれないから、同じ情熱や波動みたいなのは伝わるのかもしれないですね」
『そうだと思います!それでこういうタイミングでこういう展示を作れるってのが嬉しくて、今日も全然寝てないんです(笑)』




『この宮本さんのメッセージも貰えるかどうか分からなかったのですが、送って下さって、新宿店と渋谷店のみなんです。渋谷店がどうなのか気になります(笑)』
「今だと営業中なので声も聞けないですけど、いつかじっくり聞きたいですね」
『それが上の階ではヘッドフォンでメッセージが聞ける仕上がりになってて、「ナマ宮本さんの声」がヘッドフォンで聴けるようになってます』
「ま、マジですか」
『ご案内します』




「あ、確かにヘッドフォンで「先生が耳元で囁く仕様」になってますね(笑)」
『心ゆくまで聞いて下さい(笑)』
「このぐらいの髪型がちょうどいいかもしれないですね、長すぎもせず短すぎもせず」
『そうなんです!この宮本さんの姿が大好きなんですよ。いいなー!って』



これが噂の等身大パネルなのですが、実物が100とすると85ぐらいに「ちょっとだけ小さい」。
『送って貰った宣材写真が膝から下がないもので、それでちょっと小さいんです』
「あはははは、なるほど。昔タモリ倶楽部タワレコのPOPを作る特集を見たことあるんですけど、これ結構難しいんですよね」
『それがタワレコにはエレカシ好きな人が多くて、これを作ってくれた人も好きらしくて、作業メモに「エブリバディ!」って書いてて』
「その方もどう考えてもファンですね」



『前回のMUSICAパネル展も実は私が編集部にメールしたら実現したんです。あの編集部もエレカシ好きな人が居て、やりましょう!って』
「あれ写真よかったですよね。宮本のブーツ見えるぐらい鮮明で」
『そう。いい写真ばかりで「これを雑誌の表紙で終わらせるのは勿体ない!」って思って。想いって一歩踏み出せば伝わるのかもしれません』
「いやこれは愛溢れすぎですよ。僕自身今圧倒されてますもん(笑)」
『あの写真まだどこかにあるので、展示しようかと思ってるんです』
「それはいいアイデアなんじゃないですか!あのレコーディング風景があってこの作品あり、みたいに」


また話は去年のツアーになり、『鹿児島のライブがめちゃくちゃ良かったんです』。
「あれですよね、「友達がいるのさ」で「鹿児島中の電気を消して」ってアドリブでやった回ですよね」
『そうです!ツアーのライブハウス部分でのラストで凄く熱狂して』
「僕は鹿児島は行ってないんですが、YouTubeのツアーダイジェストだけ見ただけですが、泣きそうでした」
『去年のツアーは本当に・・・。ああいう年に小さいライブハウスからホールまで全国まわって・・・』。



この店員さんは今日は休日なのに、POPが終わってないのと、エレカシの売り上げが気になるとのことで出てきたそうです。
また等身大パネル前での記念撮影その他も全くオッケーで、私が居ればガンガンシャッターを押します!とのことです。


そしてその店員さんの今回のオススメPVは「穴があったら入いりたい」、『宮本さんの茶目っけぷりが存分に出ててサイコーです』。



これは本当に実話なんですが、僕は上のPOPやらメッセージやらをずっと見てたらお腹いっぱいになってしまって危うく
「アルバムを買いに来た」ということを忘れて帰ってしまうところでした(笑)。これこそ本末転倒。慌てて限定版手にとって並ぶという。


「大地のシンフォニー/約束」リリース時のコピーとして「宮本の愛がここにある」とありましたが、細っかい所も含めて
タワレコ新宿店には「宮本浩次エレファントカシマシへの愛がまんまにここにある」と痛感しました。オマエノアイデッケエナ。


今現在でもこれだけの展示がありますが、店員さん曰く『まだ未完成なんです』ということです。
上に出てきたandymoriさんやplentyさんのコメント、また話では映画「のぼうの城」のポスターも一緒に展示したかったけれど
間に合わなかった、けれど間に合えば追加で展示するとのことです。


「POPがやたら展示されてる」というより、プチエレカシ・MASTERPIECE企画展の様相を呈しております。
宮本コメントもPVも試聴も出来るんですが、何よりエレカシへの愛をこれでもかと感じられるタワレコ新宿店さんでした。



そして仕事とはぜんっぜん関係ないのに長々と解説して下さった、担当の店員さん本当にありがとうございました。
おかげで「エレカシテンション」がガーッと上がったので、これからMASTERPIECE聞き倒します。



今更の話で凄く普遍的なことなんですけど、きっと明日は来て朝も来て、特に明日はエレカシの新曲が聞ける。
辛いことも沢山あるんですけど、また新しい一日が始まって、好きなアーティストの曲が聞ける。
そういう楽しみがある限り、まだまだ人生行けるんじゃないか。そう痛感しています。


MASTERPIECEな朝が、一日がきっとやってくるはずだ。