エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

連日の熱い男との熱い話

4月25日付のラジオ、InterFM THE DAVE FROMM SHOWより。ブログには写真も掲載されています
こちらは全部書き起こしではなく、テーマごとに発言要旨をまとめてみました。
なので再現というよりは、相当に意訳・編集しています。


このラジオのもう一方のDJで、前のリリースの時に「RollingStone日本版」でもインタビューをしていた
ジョー横溝さんが相当なるエレカシファンで、聞いてるだけでも「この人大好きなんだな」と思ってしまいました。
先週もインタビューしていたとのことなので、次の同誌でインタビュー掲載されそうですね。
(声だけ聞いたらウエンツ瑛士さんのよう)。

  • 将棋の話

「僕は相当に好きで今も名人戦を見てるんです。歴史があるってのもあるんですけど、浮き世離れしてる所で真剣勝負してるって所が好きで」

  • 音楽を始めたキッカケ、NHK少年少女合唱団の話

「幼稚園の時からドラムが好きで。お箸とかでバタバタ叩くのが好きで。母親に「ドラム習わせてくれ」って言っても黙殺されて(笑)。
 小学校二年生の時にNHK少年少女合唱団に入ったんです。そこに三年間ぐらい通ってて、歌うのは凄く好きでした。
 中学校に入ってからはハードロック、リッチー・ブラックモアとかストーンズ、RCとか聞いてました。
 三つぐらいの小学校から一つの中学校になって、文化圏が広がって、友達に教えて貰いました。最初はベースの意味も分からなくて(笑)。
 NHK少年少女合唱団では楽譜を勉強したはずなのに、さっぱり分からない」

  • 曲の作り方

「ニュアンスです。ギターも習ったことなくて、コード「G7」と言われても分からないんです(笑)。
 麻雀の点数も何度読んでも全部忘れるんです。でも意外にニュアンスで伝わるんですよ。
 今回のレコーディングでもプロデューサーに『G7で、譜面で言うところの何小節目』って言われてもさっぱり分からない。分かったフリしてる(笑)」

  • 特典CDの渋公音源について

山本拓夫さんとかホーンセクションとかストリングスとかを入れると全然違って聞こえる。新しい曲の発見があったりして面白いんです」

  • リスナーの方からのメール。レコーディングで痩せてしまったようですけど大丈夫ですか?

「養分(?)が。頭も身体も全部使うようで、痩せました。一杯食べてるんですけどねえ」

  • 音楽をしている以外に好きなことは?

「レコーディングが終わると、古いバイオハザードやるようになって、昨日からやるようになりました。
 バイオハザードcodeveronicaというプレステ2のやつで、昨日からなんですけど」
先生昨日のピストン西沢さんのラジオ終わりから急にまたゲームやり出したんでしょうか(笑)
「壺も凄い好きで。元々は全部実用品なんですよね。
 今は全部デジタルで、コーラスも家なんかで入れちゃったりしてる。
 でもアナログを遡っていくと、壺は水を入れたり、どんぐりを入れたり。当時の日常のド迫力を見ると
 人間は生きている、僕らも生きている、これからも未来も生きていくだろうっていう連綿としたものを感じる。
 まあこれは後から付けた理屈なんですけど(笑)。力強さを壺から感じているんじゃ無いかと自分では分析しました」
さっきまでバイオハザードcodeveronicaの話なのにいきなり「壺にどんぐり」(笑)。いやー大好きだよ宮本浩次

  • 今回のツアーの話

「腹筋背筋もやって、身体を作って、コンサートで歌う筋肉を使って歌いたいです」

  • コンサートでどういう瞬間が楽しいか?

「中学校の仲間でバンドをやっていて、歌でウワッと一つになる瞬間があるんですよ。
 当たり前なんですけどお客さんも「四人でグオーっとなってるぞ今は」って感じてくれるんですよ。
 これは考えられないくらい凄い瞬間なんじゃないかと思う時があって、これはとても嬉しいです」

  • 幼なじみとステージをやってるって奇跡ですよね

「ラッキーですよね、一年六組の同級生が三人と(笑)、高校生の仲間と。
 始業式の初日にギターの石君と友達になって、二人で家に帰ったんですよ」

  • 曲も降りてくるわけですよね?

「『生きてる』ってことがデカくて、雨が降ってきたなとか、空が今日はキレイだなとか、何でもいいんですけど。
 歩いてると『やたら女の人が綺麗だな』って(笑)。そういういろんな想いを全部心に集めて生きていて。
 生きていると退屈で、ゲームやったりしてるんですけど、曲を作っている時間になると『なんて素敵な時間なんだろう』って
 その時は思わないんだけれど、後から感じたりしている、輝いている」。
ラストの部分はラジオの音楽と被って正確には聞き取れませんが、多分こんな感じでした。


書き起こすつもりは全然なかったのですが、聞いてたらジョー横溝さんがDJをされていて、その瞬間に
去年のRollingStone日本版Vol.56を思い出して(宮本浩次インタビューをジョー横溝さんが担当)。
そのインタビューの以下の文章がかなり好きだったんです。宮本の発言をジョー横溝さんがキレイにテキスト化してくれていた気がして。
そんなことを思い出しながら聞いてたら、気がついたらガーッと簡単な書き起こししてました(笑)。この方も相当に熱い方だ。

『ちょっと前に携帯を落としたんだけど、交番に届いてたんだ。
 その時うれしくて、心に春の風が吹いたんです。
 何かを一生懸命やっていると、例えば、山手線に乗る瞬間に気持ちよかったりすることがあって、それが生きてることの
 喜びと感じられる瞬間だったりする。それはたぶん普段イヤなこともうれしいこともあるから。
 だから瞬間が輝く時があるんだと思う。そんな瞬間、すぐに流れてなくなっちゃうんだけど。
 でも、それが生きてることの喜びかなって思えて、「己をさらけ出して行こう ゴー」って勇気を出して言ってみた』。

RollingStone日本版 Vol.56 宮本浩次インタビューより。全体的に凄く面白いんですが、特にこの部分が大好きだったんです。


当初雑誌名を間違えて書いてしまいました。お詫びして訂正致します。



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