エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシのファンブログ

久々の宮本式カレー(そして逸脱)。

先々週の土曜日、酔っ払った帰り道、ふと「最近宮本式カレーを作ってないな」と思い立ち、そのままスーパーに立ち寄り
野菜一式やカレールー、酔ってるので(笑)必要ないであろうガラムマサラなども買い込み、久々にカレー作ってました。


宮本式カレーとは、すなわち・・・。

「いずれにせよ読者よ。カレーを作る場合は、知っていた人も知らなかった人も
 玉ネギを炒め続けよう。その方がおいしくなることは俺がうけあうのである」。

宮本浩次著「東京の空」 ロッキング・オン 114頁より。上のは超要約してます。


とにかく玉ネギを中心とした野菜を大量に入れて、炒め続ければ水分も出て美味しくなるよ、ということを
5頁ぐらいにわたって書いてあって、昔は「なるほど」と思いつつよく作ってたんです。


自分でカレー作るのは久々だけれど、まあ先生の言うとおり玉ネギは必要以上に買い込み、炒め続けていた。
その模様はなんとなくTwitterにも書いてました。
が、料理ばっかりしてるわけにもいかず、一旦炒め物を離脱してパソコンに向かって作業していた。
「酔っ払ってても意外とはかどるなあ」とか思いながら作業をしていると、僕のTwitterも見ている人からメールが入る。
「カレー上手くできましたかー?」
「・・・、あー!!」
完全にカレーの存在忘れてました。ダッシュで台所に向かうも、案の定黒色に近い灰色の煙が充満してました。
換気扇を回したのは勿論、換気のために台所と居間の間のドアも全開にする。


が、最近は住宅用火災警報器が普及してるじゃないですか?うちは台所にはそれがなく居間にだけにあるんですが
台所の煙が居間に流入したことによって、けたたましく機械の声で「火事デス、火事デス!」(笑)、ついでに光も点滅し始める。
「あ、生まれて初めて火災報知器を鳴動させた。ちゃんと反応するんだなあ」とかどうでもいいことを思いながら
ただの近所迷惑(そして消防車が来るんじゃ無いかという勢い)になるので、慌てて何かのスイッチを押したら警報は止まる。


カレーは全滅(当たり前)。黒い焦げを処理する方がずっと時間かかってしまうという。
「酔っ払ったままカレーを作るもんじゃ無い」等々当たり前のことを思いながら、その経緯も簡単にTwitterに書いていたら
親しい人から「美味しいカレーの作り方」なるものが送られてくる。すなわち・・・。

(1)鶏モモ肉をプレーンヨーグルトでマリネ。
(2)玉ネギをみじん切りして飴色まで炒める。
(3)トマト缶、酸っぱいビールを用意、(1)を加えて煮込む。
(4)ルーを入れて完成。

レシピ読んでるだけで美味しそうなので、カレーリベンジを決意。そして先週日曜に作ってました。



鶏モモ肉と普通のヨーグルトは前日から漬けておきました。時間にすると半日ぐらいでしょうか。



「宮本式カレー」に習い、玉ネギは標準の四玉を倍にして八玉分を用意。
レシピには「みじん切り」とあるのですが、ちょっとそれは無理でした。
これを読んでる料理が得意な人からは「ってか玉ネギの切り方雑すぎるでしょ!」という突っ込みが入りそうです(笑)。
フードプロセッサーでもあればササッと出来ると思います(という言い訳)。



一時間超炒めていると、もう元の容量がなんだったのかぐらいにしっとりと、そして飴色に染めあがる。



トマト缶とビールを用意。家にあったビールがたまたま高級ヱビスビールのため、投入前に一口試飲(笑)しました。



これはルーを入れる前、つまり玉ネギとトマト缶とビールと鶏肉のヨーグルトマリネを加えた状態。
世に言う(?)ブイヨンでしょうか。これだけ見るとカレーと言うよりはパスタのソースみたいですね。



炒め続けて、カレールーを入れて、開始から二時間、完成。


食べてみると(自分で作ったという愛着はあるとしても)凄く美味しいんですよ。
特に鶏モモ肉がありえない深い味わいと柔らかさを出していて、恐らくマリネの影響が大きいんだと思います。
あとは玉ネギを「大量に」、そして「出来うる限り」(C)宮本、炒めたというのがポイントでしょうか。


結果的に各種野菜と肉とルーで作る日本の伝統的な「宮本式カレー」からはドーンと脱線してしまいましたが
一度味わったら止められない、シンプルですけど作り甲斐のあるカレーに仕上がりました。
玉ネギを大量に、時間かけて炒めるというのは、カレーに限らず、多くの料理の基本だと今更気がつきました。


時間あったら是非お試し下さい。あとはこういう季節ですので、本当に火事には気を付けて下さい。
特に酔っ払っての料理は思わぬ事故の元です(手を滑らせたりね)。



ワインディングロードへの道」、次回への目処がつきそうです。春までにはなんとか完結したいです。
そしていい結末を迎えられればと思っています。こちらも負けないように。