エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシのファンブログ

「ワインディングロード」と人生においてのリスク、そして勝利。

シングルが出て三ヶ月ほど経ちますが、僕はこの曲を人生におけるリスクと勝利について歌った曲だと思っています。


柄でも無いですが、これを男女間の恋愛模様に例えて見ると分かりやすいかもしれません。

『あんたわかるかい? 俺の気持ち 例えれば一切合切だ。
 両刃で行くぜ 気をつけな 言うなりゃ愛のかたまりさ』

男と女がまあ仲良くなって、友達関係になるというのは良くあると思うのですが、片方がそれ以上の感情を抱いて
さらに深い関係を望むには相当なリスクがあると思うんです(深い関係を望むのは本能)。
そのまま行けばいい友達で行けるかもしれない、でもそれ以上の関係を望みたい。
それが結果上手く行けば恋人同士になれるかもしれないけれど、片方がそれを拒絶してしまったら
いままでのそこそこ良い関係もブチ壊れて、逆にマイナスな結果になってしまうリスクは相当に高い。
(一旦マイナスになろうがまたゼロに、またプラスになるパターンだって数え切れないほどあるんでしょうが)。


でもより深い関係、愛情、その先の幸せ求むるならば、そういうリスクを背負ってでも、それこそ「両刃で」行くしかない。
またどこかで結果「両刃」になろうとも行かなきゃいけない、男女間でそういうタイミングは必ずあると思います。


このリスクとリターンの関係は生活や仕事、果ては人生だって同じことが言えると思います。
安定した仕事、身分を捨てて転職だったり独立する人だって相当なリスクを賭けて勝負している。
そんな場合、もし失敗したら人生において大きなマイナスになってしまうかもしれない。
でも勝負している人はそういうリスクも覚悟して、勿論出来るだけマイナスのリスクは減らして前へ進んでいく。
そして社会においていわゆる成功者と呼ばれる人はそういう勝負を自ら買って出て、結果勝っている人が多いと思います。
(少し話は変わりますが、最近はこういうリスクを取る人を軽く扱う、もっと言うと軽蔑するような雰囲気があると思います。
 結果失敗した人を「あいつはバカなことをして」という具合に。ただそういう挑戦者がどんどん出てこないと
 社会にも経済にも活気が出ずに、本当に沈み行く国になってしまうと思うので、自分で責任とリスクを背負って
 正々堂々と正当な勝負をする人には、例え結果どうあろうと、もっと周りの理解と賞賛が必要なんじゃないかと思います)。


クリエイティブな仕事ほど、こういうリスクとの勝負は日常茶飯事なんじゃないかと思います。
本当に例えばなんですが「ガストロンジャー」なんてそれこそ両刃で、ガツンと売り上げが減って、ファンも減ってしまうかもしれない。
ただもう宮本はその時の想いだったりテンションだったりをそれこそ「まんまで」曲にして発表する。


bridge Vol.36 インタビュアーは渋谷陽一さん。

(ガストロンジャーや「good morning」について語った後で)
渋谷さん「ただあれだけではダメなんだっていうのも改めて思うんですよね。
あれがある意味で今の苦境を招いたという言い方も出来ますよね、客を逃したっていう(笑)」
宮本「いやあ、逆のような感じもするんですよね、やっぱりあのアルバム(「good morning」)は作っておいてよかったと思いますし」。
(中略)
渋谷さん「宮本くん的には、商業的な成果はどうあれ、自分としてはもうやらざるを得なかったっていう」。
宮本「そういう感じはすごくありましたね、。非常にテンション高かったですよ、自分の周りとかで」。

一般人だって、ミュージシャンだって、どんな人だって恋愛はするし、何かしらの決断はしなければいけない。
(考えてみればミュージシャンほどハイリスクハイリターンな職業は無いかもしれない)。
生きていけばリスクはつきものだけれど、人間生きている以上「消せやしないだろう?胸の奥の希望は」。
ならばそういうタイミングが来たならば覚悟を決めて、リスクを背負ってでも「光目指して」行くしかない。


「ガストロンジャー」を経て、「ライフ」を経て、「DEAD OR ALIVE」「俺の道」のジェットコースターリリースを経て
ワインディングロードを四人で進みながら、エレカシはこれからも戦って進んで行く。


「ワインディングロード」(勿論「東京からまんまで宇宙」も)を聞いていて、最近はこんなことを感じたりしています。

『今ここから明日へ続く道 手にした一切合切が 移ろいゆく定めならば 己をさらして行こう ゴー』

どんなリスクを背負ってでも、いつだって、死ぬまで勝利を目指して行くのが宮本浩次エレファントカシマシのはずだ。


これからも、死ぬまで勝利までの「ワインディングロード」を生き様として表してくれ。そしてその道のりをずっと見ていたい。