変わらず年末スケジュール進行中です。
12月26日ということは「DEAD OR ALIVE」発売から9年、ということは来年は発売から10年(当たり前)。
こないだエレ友さんに「DEAD OR ALIVE発売10周年の日には専用デコレーションケーキでも発注したい」とか話したら散々笑われました(笑)。
凄く個人的なことなのですが、このアルバムは僕にとっては一番感慨深い、そしてエレカシのファンになったきっかけのアルバムなんです。
「ライフ」で小林武史さんとも離れ、また四人でやっていくという悲壮と希望と再生と不安と、色々な感情が五曲に凝縮され渦巻いている
とんでもないド傑作アルバムだと思います。
「男は一人 行かなきゃならぬ時がある 今がその時 流れゆく時の向こう…」(「DEAD OR ALIVE」)。
「でも見てみなよ 太陽は昇り来る 何度でも立ち上がれよ さらに大きな理想を掲げていけ」(「何度でも立ち上がれ」)。
宮本は自分に喝を入れるような思いでそれこそ「慟哭」を放ったんだと思うんですが、そこに完全に共鳴してしまった男が一人。
まあ俺のことなんですけれど。色々考え込んで、考えすぎて燻っていて「人生どうすんのよ?」状態の時にこれを聞いて
「ああ、俺も行かねばならぬ・・・」云々と開き直って一人新たな道を歩み始めた日々を、このアルバム聞く度に鮮明に思い出します。
またここで「四人でやり直す」と有言実行したことによって、今のライブやレコーディングでの緊張感が蘇ってきたのかもしれません。
そして色々あったこの時期に四人でやり直したからこそ今のエレファントカシマシがある、と勝手に思っています。
一旦は作り上げたエレファントカシマシというバンド像を徹底的に、それこそ再デビューぐらいの勢いで自分たちで破壊しまくって
また新しいエレファントカシマシというバンド像を作り上げて、そして今に至る気がします。
そして「36歳にしてバンドを、人生を、一度半リセットしてリスタートする」という行動自体にも滅茶苦茶な勇気を貰いました。
「まだ36歳でも全開でぶっ放せるんだぜ!」という再生模様を四人からそれこそリアルタイムで見させてもらった9年間かもしれません。
・・・書きたいことは沢山あるんですが書ききれず。また後で文章直したいと思います。
どうしても「DEAD OR ALIVE」については12月26日に書きたかったんです。また後ほど。
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