エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

ひねらない真っ向ストレートラブソング 「ワインディングロード」初公開

えーと、宮本浩次ゲスト出演じゃなかったです、完全に俺の早とちりです。
10月12日のJ-WAVEGROOVE LINE Z」にてラジオ初オンエア、ってか本邦初公開のはずです。


ピストン西沢さんが軽快に話し続ける中・・・。


『あっ、この後大変なことがあったんです。忘れてました。
 エレファントカシマシ宮本浩次この放送聞いてるはずなんです。
「えー止めてよ西沢さん、この後かけんの、このしょぼい雰囲気のしょぼくれた雰囲気の中で」
 エレファントカシマシ今度の曲も魂入ってます。本当に力入ってます。
 エレファントカシマシの11月16日発売の「ワインディングロード/東京からまんまで宇宙」
 今日はその中からワインディングロードを番組というか、初公開ということで。
 こういうのをラジオ初オンエアっていうんですか?では聞いて頂きましょうエレファントカシマシ
「止めてよここでかけんの西沢さん」。かけるよー。11月16日発売ワインディングロード、どうぞ』
  「」の中はピストンさんが宮本のプチモノマネしてるような感じです。


4分30秒あまり、ほぼフルで流れました。


曲ラストにピストン西沢さんが「エレファントカシマシ、ひろじ聞いてるかー?(巻き舌で)
11年11月16日発売で、一並びではないです。
エレファントカシマシ「ワインディングロード」それともう一曲「東京からまんまで宇宙」
新しいシングル42枚目、初めてラジオで流しましたー」。



真っ向勝負、「ド」ストレートで来ました。
ひねらない言葉で、ひねらないメロディで、でも歌い方は宮本節入ってます。
初聞きはmoonlight magicに近いかな、という印象があったのですが、聞き込んでみると違って聞こえる。
「愛のかたまりさ」てな言葉も入ってて、一時期流れた「愛のかたまり(仮)」というのも
本当に一時は仮タイトルになってたんでしょう。


「そうか、今、エレファントカシマシが、宮本浩次が、シングルでラブソング全開の歌をぶっ放したぞ」。
何度か聞いていると頭にそんなフレーズが浮かびました。
考えてみると、こういう青春的ストレートラブソングがシングルとして出るのは久しぶりなのかもしれません。
真っ正直、ストレートすぎるストレートな曲です。



ここから先はめちゃくちゃ私感ですが、聞き触り、肌触りは「四月の風」「シグナル」のような優しさや穏やかさを持っているけれど
でも内に秘めた炎は「笑顔の未来へ」や、他アーティストになっちゃいますが斉藤和義の「歌うたいのバラッド」のように
ひねらない(何度も出ちゃうフレーズですが、どうしてもこの言葉が真っ先に頭に浮かんでしまう)気持ちでクソ素直に
いい風吹いた青空の下、45歳の等身大の宮本浩次が良い意味で開き直って世の中に出した、そんなイメージです。


歌詞を見つめながらヘッドフォンで繰り返し聴いてると、お世辞でもなんでもなく希有なる名曲な予感がしてきました。

あんた分かるかい? 俺の気持ち 例えりゃ一切合切だ

俺からあなたへと向かう道 言うなれば愛のかたまりさ

このフレーズは歌い方も込めて大好きだ。直感で聞いても好きだし、冷静に聞いても凄く良い。

分かるかい? 分からない 立ち止まり見てみろよ

(聞けない人には本当に悪いんですが)ここでの「わかるかい?」の歌い方が相当にツボで、例えるならば「部屋」の
『僕の部屋へ来るなら・・・』の部分の透明感に近い。


どうやらエレファントカシマシは「悪魔のささやき」を超えて、新しいステージへの扉を開いたのかもしれません。


しばらく聞き込んでみます。


そしたらこの後、ジョージ・ウィリアムズさんのラジオで「東京からまんまで宇宙」初公開なんですね。嬉しい悲鳴です。




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