エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

パワー・イン・ザ・ムービー!

これは久々に痛快というか、燃えたぎるニュース。


まずはオフィシャルより。

映画『東京プレイボーイクラブ』エンディング・テーマ曲


アルバム『扉』M-11収録曲「パワー・イン・ザ・ワールド」が2012年お正月
第二弾全国公開予定の奥田庸介監督作品 映画『東京プレイボーイクラブ』の
エンディング・テーマ曲に決定しました。

オフィシャルはいつも通り淡々とした記述なんですが、リリースを読むと熱い!


大森南朋主演「東京プレイボーイクラブ」エンデイング曲にエレファントカシマシ起用
http://news.ameba.jp/20110913-339/

楽曲「パワー・イン・ザ・ワールド」の起用について奥田監督は「映画に合わせて
曲を選んだわけではありません。この曲を聞いて映画が出来ました」と同曲に
インスパイアされた作品であることを明かした。
「『パワー・イン・ザ・ワールド』を聞いた時、気持ちが割れて、どばーっと
東京プレイボーイクラブが出て来ました。曲の爆発的な力強さが当時の自分を
駆り立てたのだと思います」。

なんという熱いコメントだ。
今ありがちな「映画に合わせて、まあまあ売れてるアーティストのまあまあな曲を
まあまあタイアップして、まあまあ行きましょう」的なまあまあ商業主義とはかけ離れた
というかむしろ逆に「曲に駆り立てて作られた映画」。
奥田庸介監督は若干24歳にして同郷の福島県猪苗代町出身(個人的に嬉しい)。
こういう若い熱い男の人がインスパイアされて映画を作ってしまうとは、宮本浩次も嬉しいだろうなあ。


映画の主題歌については、前に宮本もインタビューで発言していた。


『風』リリース直後のPAO Vol.33(インタビュアーは野口勉さん)。

「(略)今回は全然全くないけども、『宮本さんの歌が入ると絶対この映画盛り上がりますから
このテーマに沿った何かこういう・・・』ということをほんとに真剣に言ってもらえたら
こんなうれしいこと、名誉なことってないかもしれないし・・・って思えるときが
今はわかんないけど、そういう時もあるかもしれないし・・・」

この発言の趣旨としては「映画」が主でそれにあった歌を、という話があったら嬉しいとのことですが
(「絆」で実現したパターン)、今回はそんなパターンを軽く飛び越してしまって、曲に触発されて
映画が出来てしまうという、しかもその曲はこのインタビューの前に発表されていたということで
作った宮本自身も嬉し驚きなんじゃないでしょうか。


また出演陣が嬉しいじゃないですか。ガチなエレカシファンとして知られる臼田あさ美さんが出演。
そして主役は大森南朋さん。大森さん主演の映画は常に熱くて格好いいイメージがあるのですが
このキャストを見るだけでも「熱いパッション漲る映画」というのが伝わってきてワクワクします。
ってかこの記事自体も「パワー・イン・ザ・ワールド」をリピートしながら書いてます(笑)。


これは来年正月の公開が楽しみですね。ってかもう試写会から見たいレベルです。
「扉の向こう」上映時もそうだったのですが、映画館の音響って文字通り震えるんですよ。
劇場公開時に吉祥寺に見に行ったときに、宮本がテーブルにメグミルクを置く「ドンッ」って音で
会場全体が響いたことをよく覚えています(笑)。この曲が映画館で聴けるのはさらに嬉しい。


そして、絶妙のタイミングでリリースされたので、気を利かせて野音でもこの曲やってくれるかもですね。




映画で思い出しました。先日「日輪の遺産」という映画を初日に見てきまして、上映後の舞台挨拶で
堺雅人さんやユースケ・サンタマリアさん、福士誠治さんを見てきたのですが、この作品に出てくる
劇中の麻生久美子さんが滅茶苦茶可愛い・・・。なんじゃこりゃ?と思ってしまったレベルでした。
そして上映後に主な出演者が出てきて舞台挨拶だったので、慌てて舞台挨拶リストに麻生久美子さんの
名を探すも、まあ無くて、でも堺雅人かっこいいからいいや、福士誠治さんも凛々しいな、等々思いました。


ちょっと真面目な話をすると、基本的に戦時中から終戦をテーマにした映画なので、娯楽映画のように
楽しい映画ではないですが、全体的に重厚感のある、そして人々の絆だったり、当時の心情だったりが
よく表されている、一見地味かもしれないけれど、誠実な映画でした。機会があれば是非。


映画ついでに書いてしまうと・・・。
伊坂幸太郎原作×中村義洋監督「ポテチ」に木村文乃石田えり大森南朋が出演
http://news.ameba.jp/20110913-339/
これにも期待大です。井坂さん原作で中村監督のパターンは外れなし。
そして仙台を舞台に、中村監督も期するモノがあるようで見逃せないですね。



「東京プレイボーイクラブ」だけ書こうとしたら、パワー・イン・ザ・ワールドを聞きながら
ついつい他の映画の話まで書いてしまいました。


日比谷野音までもう間もなくですが、天気予報を見る限り雨の心配はなさそうですね。
昨日あたりは全国的に凄く綺麗な月が出ていて、あんな月に照らされながら野音のステージを見たいモノです。


当日はセットリストはすぐ書けると思いますが、レポはいつになるか(又は書けるか)分かりません。
最近視力がちょっと落ちてきて、さらに席が立ち見に近い遠い席なので、多分細かい動きは見えないです。


野音までにまだ書きたいことはあったのですが、とりあえず。
「何度目の太陽だ 何度目の落胆だ 伊達や酔狂じゃねえ パワー・イン・ザ・ワールド!」。