エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

文明開化の音が聞こえてきそうだ

昨日に引き続きエレカシとはあんまり関係ない話。


お盆休みで実家に帰省すると、なんだか見たことのない謎のモノが置いてある。



これはなんだろう?でもアンティークな風情が漂っていて素敵なものではある。



扉を開いてみるとやっと何だったのかがわかった、昔懐かしい「秤」なんです。
ちゃんと錘も置いてあって、状態も良好なので今すぐ使えそうです。


どうしてこんなのが家にあるのか?聞いてみたら話は単純だった。
僕の叔父の奥さん(つまり叔母さんですね)の実家の蔵がこのたびの地震でほぼ倒壊して
解体作業をしていたら、まあ昔懐かしい要らないモノが沢山出てきてしまったので
よければどうぞー、持って行って下さい。ということで母親が譲って貰ったものらしい。
(あらゆるものが親戚のあちこちの家に引き取られていったらしい)。


この秤は置物として使えますよね、それこそ先生が好きな古道具屋さんとかに置いてありそうだ。


そのシリーズはまだあった。

蛇の目謹製の電動ミシン。これさぞや高級品なんだと思います。
昔は実家に足踏み式のミシンがあったのは覚えていたんですが、この一品はそれより高級な
当時としてはなかなか庶民が買えなかった(であろう)電動の蛇の目ミシン
高級感と気品が漂っていて、これも古道具屋さんにさぞかし似合うだろう。
と思っていたら、実家では普通にミシンとして活用していました(笑)。
高度経済成長のさなか、蛇の目ブランドの電動ミシンはそれこそ日本中の家で使われた
「家電という名の工芸品」に見えてしまいました。これも秤と並んでカッコいい!


とは言え、デジタル化の波はとどまるところを知らず、実家にもiPod対応のコンポ導入。

早速自分のiPhoneを繋げて即「笑顔の未来へ」演奏。文句なく名曲!
最近何かというと「笑顔の未来へ」聞いてますね。朝、自分にエンジンをかけるのに最適な気がします。
またこのジャケットも格好いい。iPhone用に最適化された画像なのでこれで見ても綺麗だ。


残るデジタル化としては、実家にまだ一台残っていたアナログテレビを液晶テレビに変える手筈を
整えておきました。岩手・宮城・福島は来年三月まで地デジ化延期中なんですが、アナログテレビは
地震に弱い。32型の大型アナログテレビは本震と余震で三回は転げ回ったらしく、もはや凶器の一部。
「今までありがとう!」とお礼を言って、多分地震に強げな地デジ液晶テレビに替えます。


秤から電動ミシンから地デジテレビまで、生活を支えてくれている家電には感謝。
(って秤は家電とは言えないでしょうけど)。
これからどこまで家電が進化するかわからないですけど、使えるモノは大事に使いたいですね。
(とは言え新しモノ好きな家電大好き人間です)。