エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシのファンブログ

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地震から数日後、誕生日でした。


この頃は明らかに「老い」みたいなのを実感する。


地震のニュースで泣いたりするのはしょうがないというか、色々な支援、例えば
イギリスの新聞が「がんばれ日本 がんばれ東北」というのを一面に大きく載せて
泣いたりした人も多いと思うんですが(僕も泣いてしまった)。
今回は「菅総理自民党谷垣総裁が会談、『全面支援する、全力で復興を』と谷垣氏」という記事だけで
なぜか号泣してしまった。もうそれで泣くんですから、新聞読みながらあちこちで号泣です。
今考えると、あのとめどなく溢れる地震のニュースで情緒不安定になってたのもあるとは思うんですが。



でもそれを差し引いても、思えば最近本当に涙もろくなった。
去年は「彼女は買い物の帰り道」のイントロがラジオで流れた瞬間にボロボロ泣いてしまった。
いくら名曲とは言え、今までの自分ではちょっと考えられない心情の変化。
ライブで涙ぐむことはあっても、ラジオからちょっと流れるイントロで泣いてしまうというのは
今まででは到底有り得なかった。
これからどんどん涙もろくなるのかもしれないです。



その一方で体力も衰えているのかもしれない。
去年は大学・院でお世話になった先生の学部のゼミに出させて貰っていたのですが
今年はその母校の卒業式が地震の影響で中止。
「その分これから飲むから来ない?追いコン追いコン(要は飲み会)」と先生に言われ
丁度いいタイミングだったので、ほいほいっと駆けつけてみたら現役学生はよく飲む。
元々お酒はそんなには飲めないんですが、それにしても学生に完敗。
そして学生は「俺たちこれからオールです」と三次会に行く(僕は帰宅の途へ)。
オールなんて言葉ここ数年発してない。ってか社会人になってから一度も無い。
そして「まだまだ飲みます!」と宣言する学生を見て、年老いたのを感じてしまった。
でも40歳を過ぎた先生はさらに三次会に突っ込んでいった。
大学の先生って基本的に若い気がする(常に若い学生と触れ合っているせいかも)。



年老いた割には自分自身は全く成長していない。それはこのブログを見ればすぐ分かると思います。
宮本は自分自身と文豪との年齢を比較するそうですが、僕は自分の父親と比較したりする。
そう思って考えると、僕の歳の時は父親は既に2歳になる兄を育ててるんです。
・・・2歳の子供が居る自分というのは全く想像出来ない。
そりゃ時代が違うといえばそうでしょうが、でも同年代でも家庭を築いている人は居るし
(ただ圧倒的に少ない気はする)、子供を持っている人だって沢山居る。


人生観は様々だけれど、年齢だけ重ねて何やってるんだかなあ、とはよく思います。



みたいなことをたまに真剣に年上の人に話すと「オマエの年齢で何言ってるんだ(笑)」と言われる。
そりゃそうだ、29歳なんてまだまだ「若手」「青年」と言われる年齢だし、人生80年ならば
半分もまだまだ、青二才もいいところ。
宮本だって30歳を過ぎて大ブレイクで「男稼業フル稼働」なんだから、まだまだ、というかむしろ
これから、とは分かっちゃ居るんですけど、たまに精神年齢と実年齢のギャップを感じてしまいます。


ただそんなことを考えたところで答えが出るわけでもなく、毎日精一杯必死に生きるだけなんですが
年に一度の誕生日ということで、そんなことを考えていました。



何が起こるか分からないから、怖くて楽しい人生。ならばせめて必死に行かなければ。
「生きてる幸せ忘れたか」というのは本当に名言。これを20歳ぐらいに作ってしまう
宮本浩次はまさに天才、というか言うなれば鬼才の域に達してると思います。
(今更になって「花男」の歌詞に激しく共感する自分が居ます)。
これが年と共にしぼむなら「早熟」と言われるかもしれませんが、未だに溢れるエネルギィと
圧倒的な存在感、感性、表現力を持ち合わせているんだから「天才・鬼才」と呼んじゃうしかない。



また明日も明後日も出かけて行くしかないですね。堂々と歩いていきましょう。