エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

そろそろMステに出てくれないかな

エレファントカシマシがいわゆるゴールデン帯の「音楽バラエティ」
HEY!HEY!HEY!や(休止中だけど)うたばん、そしてミュージックステーション
(これはバラエティじゃなくて純粋な音楽番組かな)に出なくなって8年。
「普通の日々」以来それらには出ていない、はず。


それらの番組を見て、トークシーンで腹を抱えて笑っていたのが僕だった。
そして歌の部分でチャンネルを切り替えてしまったのも他ならぬ僕だった。


これらの番組はエレファントカシマシ宮本浩次というキャラクターを
世に知らせるには十分すぎて、一気に知名度もあがったんでしょうが
(今更ですが)またその「見返り」も手痛いものだった気がします。
未だに僕は初対面の人に「エレカシ好きなんです」と言うと、相手の方は
「ああ、あの訳分からない頭ぐしゃぐしゃするボーカルの人ね」と言われ
僕も力なく「まあ、そうです。でも今は音楽でちゃんと売れてますよ」みたいな
曖昧な返し方をする、「当時はテレビに出るのが楽しかったみたいです」とも。


そのしっぺ返しは宮本自身も相当に感じている。
「まあテレビ出たのも大きかったと思うんですけど。
 この前もジャケット撮影の時(注・俺の道)狼を貸してくれたおじさんに
『テレビ出て髪の毛ぐしゃぐしゃする人でしょ』とか言われて。
 そういうことが多くなっちゃったんですよね。
 でもそれは違うんじゃないかと(笑)、俺は歌手なんだから」
bridge vol.38より。そんな話を自分ですることは結構あって
ドラマに出た時に「宮本さんって音楽もやってらっしゃるんですね」と言われて
(宮本本人は笑いながら言ってるけれど)相当ショックだったんじゃないかと思う。
その想いはある種素直に「心の生贄」の歌詞に表れているんじゃないだろうか。



あとはもうメディア露出から離れる日々。
一時期なんてマスメディアがインタビューしようとしても
「アーティスト側の意図により、対面での取材はほぼ不可能」との返事が
返ってきてしまうほどの拒絶っぷり。
さすがにユニバーサルミュージックに移籍してからはある程度の取材は
受けていて、良質な音楽番組、例えば「僕らの音楽」、「Music Lovers」なんかには
出演しても、最初に書いた音楽バラエティには未だ出ていない。


HEY!HEY!HEY!なんてダウンタウンが素晴らしすぎて、いじり方も上手くて
面白すぎるんですよね。昔のVTRを見る度に未だに爆笑してしまう。
でもやっぱり一時的に変な人気は上がっても、アーティストとしては
ある種深傷を負ってしまったというか、後遺症が残ってしまった。
もちろんダウンタウンが悪いわけではなく、あの番組は(最近見てないけれど)
いかにアーティストをいじって笑いを取る番組なんだからしょうがない。
さらに宮本自身も「その頃」は自分で望んでその場所に立ったんだからしょうがない。


エレファントカシマシ宮本浩次にとって音楽バラエティは諸刃の剣。


でもミュージックステーションにはそろそろ出て欲しい。
そりゃタモリさんから「8年ぶり?何してたの宮本君」とか言われるだろうけど(笑)
(「相変わらず古地図買ってる?」「浮世絵は?」とかも言われそうだ)。
Mステなら生放送で(オケになっちゃうかもしれないけど)今の最新のありのままの
「ロックバンド」としてのエレカシをそのまんま披露出来るんじゃないかと思う。
バラエティ的な宮本浩次の面白さじゃなくて、ミュージシャン、ボーカリストとしての
宮本浩次の魅力をドーンと広められるんじゃないかと思う。
変に気負わないでも他のミュージシャンにも全然負けないから大丈夫だ(誰に言ってるんだ)。


あのハイビジョンの光り輝く全国放送で、他のミュージシャンとも対等に勝負して
「今のエレファントカシマシの音楽」を全国に掻き鳴らして欲しいと思います。
そうしたら「今なら」素晴らしい結果がついてくる。そんな妙な確信があります。



「歩く男」を一日十回くらい聞いてます。渋くて骨太で久々の「男」タイトルで
これは大好きですね。懐かしさと最新さが同居してる。早くCD版を聞きたい。



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