エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

今日もダンディーに決まってます

とはご存知エレカシの不動のベーシスト高緑成治、成ちゃん。


新しいPAOが届いたので、「PAO入れ」に入れてたら昔のを見つけて
まあ懐かしくなっちゃって読みふけっちゃうこと。



(これ、問題にならないように宮本を除いて撮るのが意外と大変だった)。


PAOはVol.22から持っているのですが、印象深いのがVol.24なんです。
写真にあるとおり、メンバーそれぞれに33個のミニ質問をしてるのですが
成ちゃんに聞いた最後の質問がこれ。
『ズバリ、あなたにとってエレファントカシマシとは?』
その問いに成ちゃんは『バンド名』と答えている。
これねえ、当時ファンになりたてでエレカシというモノが
分からなかった(今でもよく分からないけど・・・)僕にとって
結構ショックだったんですよ、成ちゃんにとってエレカシって
その程度のものなのかなあ、バンド名程度なんだ、と。


でも数年たって、いきなりある時「あっ!」と思ったんです。
僕は成ちゃんの言葉を丸きり正反対に受け取ってしまったんじゃないかと。


つまり、成ちゃんにとってエレカシとは単なる「名前」であり
あくまで記号的な意味しかもたない。
本質的なものは四人の結束であったり、無言の会話であったり
そこから生み出される音楽であったり、ライブであったりする。
それらを世間的に、プロミュージシャンとして称するために
名乗ってるのが「エレファントカシマシ」という名前であり
バンド名なんじゃないかと、成ちゃんの答えの本質は
これなんじゃないかと。


だから「バンド名」という答えは表層的には軽いものかも
しれないけれど、実はすっごい重いものなんじゃないかと。


ふとした瞬間にそんなことを考えて、ますますエレカシ、そして
成ちゃんが好きになった記憶がありますねえ。
どうでしょうか、僕なりの解釈なんですけど。


しかし、宮本にも33個の質問がされてるんですが、僕としての一番の
迷回答は『現在の軽い悩みは?という問いに対して
『俺って、なんでモテないんだろう?』。


宮本浩次がモテなくて誰がモテるんだ!
当時そう思って、これは7年経った今でもそう思いますね(笑)。
どうなんすかね、顔は個性的な顔(C)某もんじゃ屋で宮本を見た
お店のおばちゃんが言った言葉、かもしれませんけど
ミュージシャンで独身でライブではめちゃくちゃ輝いてて・・・。
なんというか母性本能をくすぐる所があるかもしれませんね。
「私が居なきゃこの人はダメ」みたいな、よく分からないですけど。


ほんっとこの人は奔放で放っておくことが出来ない人だなあ。
(俺が母性本能くすぐられてどうする)。
いや、でもプロミュージシャンになれてよかったよなあ。
前にインタビューで「僕は別にサラリーマンでも何だって
出来ると思うんです」的なことを答えてて、いや絶対に
宮本浩次には無理です!と思った記憶があります(笑)。
ある種社会と折り合いがついてないところに逆にエレカシ
魅力というか、だからこそファンなんだみたいな所もありますしね。



この号ではそれぞれに違う質問33個をしてるので気になる方は
バックナンバーを購入してみてはどうでしょうか。
最新号を見てみたらまだ在庫あるみたいですね。


そこまでして買う気になれない、あるいはもう在庫切れちゃった、と
なったら僕とエレカシ友達になればいつでもお見せできます。
ただし延々と僕のエレカシトークに付き合ってもらうことが
条件ですけれど(笑)。長いっすよー。