エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシのファンブログ

吹く「風」の中で考えてみたいんだ。

総選挙は民主圧勝のまま終わりそうですが、ここで新党日本について
出来るだけ冷静に、かつ客観的に考えてみる。


候補者は小選挙区比例代表(重複含む)計8名。
ハッキリ言ってしまうと勝負になるのは小選挙区、つまり
東京11区の有田芳生と兵庫8区の田中康夫、そしてその二人が
重複立候補している比例東京ブロック比例近畿ブロック
「目指せる二議席」になりそうである。


東京11区の有田芳生
これは悔やまれるというか、元々有田芳生は東京9区での出馬を
宣言していたのですが、民主党との選挙協力により東京11区での
出馬を決意。これにより約一年ほどのロスが生じてしまった。
その後は地道な活動、また民主党からの推薦も受けたため
菅直人などの応援も得て活動するも、いかんせん知名度が今ひとつ。
週刊文春などのメディアでは優勢となっていますが、超激戦。
新党日本が目指す「ウルトラ無党派層」、つまり普段は支持政党が
ないけれど、政治への興味はあって、選挙ごとにマニフェスト
見て投票するという層へ絞って選挙戦を展開。
有田氏の政策や人柄に共感するボランティアなどの協力を得て
必死に闘っていますが、相手の自民党下村博文は強い。
最後の最後の最後まで戦い抜いてどうなるか。


新党日本比例東京ブロックで他に「行革110番」の後藤雄一を
立てていますが、比例区での議席獲得は厳しい状況。


次にマスコミも注目の兵庫8区。
計5名が立候補していますが、事実上田中康夫公明党冬柴鐵三
(元国交相)の超ガチンコバトル。
選挙に強い公明党だけあって、各地から支持母体である創価学会
協力者が続々選挙区入り。圧倒的なハンデの前に公示三日前にやっと
選挙事務所を借りるというギリギリっぷり。
微妙に痛いのは社民党候補者が立候補し、その候補を連合が
支持していること。これは田中康夫が「神戸空港反対運動」を
していたことに由来する。
田中康夫は「尼崎から日本を変える」というキャッチフレーズのもと
有田芳生と同様、ボランティアを中心にした選挙戦を戦っているが
対立候補の「完全な組織型選挙」とがっぷり四つ。
各メディアによって議席予測は異なっている。
ここも最後は無党派がどう動くかにかかっている。


比例近畿ブロックは、日本で一番定数が多い(定数29)ため
新党日本」への比例票が増えれば議席獲得の可能性がある。
この場合、もし田中康夫小選挙区で勝利した場合は比例名簿二位の
今本博健(京都大学名誉教授、『脱ダム』の権威)に議席が回る。
田中康夫小選挙区で負けて、なおかつ比例で議席を獲得すると
名簿順位に従って田中康夫が当選者となる。



まとめると、新党日本議席可能数は最大、つまり一番いいパターンで
有田芳生が東京11区で勝利、田中康夫が兵庫8区で勝利、さらに
比例近畿ブロック議席を獲得すれば今本氏が当選ということになり
合計で三議席となる。もしこうなった場合国会で大きな発言権を得る。


最悪の場合はあまり書きたくないが、有田芳生田中康夫両名が
小選挙区で敗北し、比例近畿ブロックでも議席を得られなかった場合。
このパターンでは勿論新党日本議席はゼロとなる。




仮に田中康夫が当選した場合、小沢一郎と個人的、また政策的にも
親しいため、行革担当大臣等のポストに起用されることが考えられる。
これは「霞ヶ関改革」に異を唱える官僚や既得権益擁護者にとっては
最も嫌なパターンである。
田中康夫長野県知事時代に行った改革実行力、理論武装能力は
霞ヶ関でも広まっており、大胆な改革が期待出来る。


最後にこのブログの2007年8月1日に書いた記事、つまり前回の
参院選の時の記事を引用したい。

しかし世論調査とはよく分からないもので,支持率を調べると
新党日本は1%とか0.1%とか滅茶苦茶な数字が出るんですが
得票率としては3%。東京都で見ると5%,長野では10%と
かなりの隔離がある。全国比例で見ても得票数は国民新党より
多いし,東京都に限ってみれば社民党より多い。不思議だ。

最後に無党派層の皆様がムクッと起き上がることを期待。


新党日本田中代表、埋没に危機感


世の中とんでもない「突風状態」、まさに四年前と真逆の風が
吹いていますが、今一度よく考えて投票して、未来の日本を変えていきたい。