エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

この国の人々と四季が好きだ。

家の窓から月と街灯を見てたらふとそんなこと思いました。


ちょっと前に某所に戊辰戦争の相当マニアックな石碑を探しに
行ったことがあるのですが、何しろ手がかりがない。
地元の住民センターに寄ったところ、職員の方が昔の資料を
引っ張り出して渾身丁寧に教えてくれる。地図のコピーまで下さって
「頑張って探して下さい!」と最後に一言。


その地図を頼りに地元の民家を彷徨う。
商店街のお肉屋さんが詳しいと聞いて、おかみさんに聞いてみると
「あの火の見櫓の近くだと思うよ」と快く教えてくれる。
(このお肉屋さんでお礼にお肉を買うべきだったと今更後悔・・・)。
それでも見つからず、農業をしているおじいさん、隣の建具屋さん
その隣の民家のお婆さんと色んな人に聞いて、みなさん快く
協力してくれる。
「こういうことを勉強してる人かい?頑張ってね」云々。
(僕の専攻は全く違うのですが)
冷たい雨が降ってきた、けれど5〜6人に聞いてやっと手がかりが掴めてきて
ついに石碑を発見。この時は石碑を見つけた喜びよりも、協力してくれた
地元の人に感謝しきりでした。


話は変わりますが、警察の人によると、最近は刑事事件が起きても
近隣の人々の協力が得られないということで苦労されてるようですが
そこではまだまだ「地元の人たちの絆」というのが残ってると実感しました。
僕なんかにいくら協力しても一銭にもならないのに、色んな人たちに
お世話になってしみじみと「人情」を感じました。


日本は春から初夏へと変わりつつあります。
この季節は一番過ごしやすくて好きです。
人情ある人たちが沢山居て、また四季折々の風景が楽しめる
日本というのは素晴らしい国だなあ、と、ふと思いました。


「今の日本を信じてみなよ、流れ星のやうな人生」なんて
歌詞が浮かんできます。
暗いニュースが続いていますが、あの19世紀以来紆余曲折ありながらも
ここまで続いてきたこの国です。
少なくとも僕は死ぬまでこの国を愛していくことでしょう。
みなさんも出来うるならばこの素敵な国を信じて、愛して行きましょう!



エレカシ「昇れる太陽」の全曲レビューですが、遅れております。
なんというか言語化が難しいというか、一言で表現出来ない、かつ
今までのエレカシにはない斬新さが多分に含まれてる曲なので
もう少し聞き込んでからになりそうです。
ただ、僕は寝る前に「ネヴァーエンディングストーリー」を聞いて
何か自分の中の気持ちの整理をつけて眠るようにしてます。