エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

エレファントカシマシ「桜の花舞い上がる武道館」


16:30ごろ武道館到着。
門をくぐった途端、WOWOWの中継車が見えて嬉しくなる。
僕の中ではWOWOWは「技術力が高い会社」というイメージで、WOWOWならば
今日のライブもあますところなく撮ってくれるんじゃないかと期待が高まる。
(ほとんど映画を見ない人間なので加入してないですが・・・)


武道館正門真正面でエレ友さんと座りながら雑談。
既に開場になっていたので、文字通りお客さんが「吸い込まれるように」入っていく。
全然途切れない人並みを見ては僕とエレ友さんは何故だか感慨深くなってくる。
「ちょっと前はチケットも売りきれなかったんですよねえ」
「そうそう、下北沢Queとかでやって」
「それが武道館満員ペースですよ」
「なんか売れないエレカシに慣れちゃってるから怖いねえ」
「ここら辺が最高潮なのかもしれませんね、でも売れなくなってもうちらは
細々とエレカシ応援してますよ、きっと(笑)」
という、冷静なんだかマイナス思考なんだかわからない会話をしつつその光景を見ている。


18時の開演近くなって、僕の同伴者が到着。この方は今日がエレカシ初ライブです。


二人でそそくさと入場。テレビ局やタイアップ企業から贈られている花の数が凄かった。
チケット通りに進むとアリーナに出る。そして会場内を見渡した時に素直に「凄い!」と
感激してしまいました。
広い舞台の左右に大きなモニター。満員のお客さん。
ちょっと前に堅苦しい用事で武道館に来たのですが、その時とは打ってかわって
全面的に「お祭りモード」になっていて、その光景を見ただけで楽しく感じてしまう。
そして座席を確認してみると、成ちゃん、というより蔦谷好位置さん側の前から
15列目、かなり良い席だと思います。同伴者も「ステージ近いね!」と。
僕は満員に入った武道館の座席を見回しながらただただ感激していました。


18:10過ぎぐらいでしょうか、思ったより押さない時間でメンバー登場。
4人プラス蔦谷好位置さん、ヒラマミキオさんの6人とストリングスチームが後方に待機。
大所帯でのライブがスタート!
セットリストは例によってエレファントカシマシDBさん提供です。
いつもありがとうございます!



M1.新しい季節へキミと
(色んな意味で)注目の第一曲目は「新しい季節へキミと」。
前にも書きましたが、流れた瞬間「うわー、プレゼント多数だ」と思っちゃいました(笑)。
まあそれはいいとしてライブに集中。
ステージ左右のモニターに宮本のドアップとクレーンカメラが左右に二台。
モニターはそれを録画しているというより、後方の座席でも見られるようにモニタリング
してるように見えました。モニター専用カメラと録画専用カメラに別れているような。


ストリングスチームが入ったことによって4人で演奏してる時に比べると断然に
演奏がメロディアスに流れる。
特に蔦谷さんのピアノはこの曲には映える気がするなあ。


M2.この世は最高!
二曲目でこれが来るか!一発目曲予想大会で予想してた方惜しい!
僕は「おし来た!!」とも思いますが、同時に脳裏で「新規ファンの方は大丈夫だろうか・・・」と
余計なことも思う。照明が光った時に後を見てみたらやはり半数ぐらいの人は
乗れてないというか分からなかった様子。そりゃそうだよなあ・・・。
石君と成ちゃんの「サイコ−サイコ−」というバックコーラスが小気味良い。


M3.今はここが真ん中さ!
宮本はタンバリンを取り出しつつ、「プロフェッショナル!」とか言い出す。
なんだなんだ、何の曲だ?と思ったら「今はここが真ん中さ!」でした。
これもライブ映えする曲ですよね。一気にテンションが盛り上がる。
そしてこの曲なら新規ファンの方も喜んでくれるだろうと、また余計なことを考えてた僕が居ました。


M4.デーデ
恒例のトミのドラムの「カンカンカンカン・・・」が鳴ったと同時に「デーデだ」。
それと同時に武道館全体で手拍子が起こって嬉しかったですねえ。
「金が友達さ」という歌に武道館全体がわき起こるのはちょっと異様な風景ですが(笑)。
「貧乏人へのブルースだ!」等々と宮本。


M5.未来の生命体
正直イントロだけでは何の曲かわからなかったです。
(恐らく)蔦谷さん演奏の「グオォォーン」という異音がしてさらに謎が高まる。
宮本自身が「未来の生命体」と小さく言ってやっと判明。


この選曲が今日一日で一番嬉しかったです。武道館のこの舞台で「未来の生命体」を
やってくれる宮本に対して本当に「ありがとう!」と言いたかった。
これが出た2002年の年末時点で僕は相当にくすぶっていた日々を送っていたのですが
DEAD OR ALIVE」を聞いて文字通り自分自身が「覚醒」したのです。
見事な演奏と骨太な歌声を聞きながら、6年前の悶々としていた自分をぼんやり思い出す。
終わった後、自分自身では意識してなかったですが、かなり歓声をあげてたと思います。
もうこの曲一曲だけでただただ感激してました。


ここらへんで確かミニMCがあったはず。「明日も明後日も行きましょう」的なことを。
M6.風に吹かれて
エレカシにとっては「定番の名曲」のこの曲。
蔦谷さんのキーボードが本当に凄く合いますね。
最近はニューレコーディングバージョンを聞く機会が多かったので、今回も
ニューバージョンかと思いきや、原曲Verでした。逆に新鮮でしたね。
じっくりと、かつしんみりと聞くことが出来ました。


宮本「18枚とか19枚ぐらいレコード出してて、でも自分でも分からなくなって
人に教えて貰ってる」云々。
「いつもさよならという曲を作っている」というのを聞いて、「さよならパーティーか?」と
自分の中で思ってしまいました、が、「昔作った『さらば青春』です」と宮本。
M7.さらば青春
エレファントカシマシDBさんによると、僕がこの曲を聞いたのは二回目らしいのですが
素直に名曲ですよねえ。「遠い遠い」「俺は俺は俺には」と繰り返すリフレインが
ライブでも印象的。だだっ広い武道館に宮本浩次のしんみりした声が響き渡る。


この曲か次の曲あたりで簡単なメンバー紹介があったはず。
「前に行きたい想いと後から引きずられる想いがある」みたいなことを。
M8.甘き絶望
いや、これもプチサプライズというか、この曲を武道館でやってくれることが嬉しい。
「新旧織り交ぜた」というのもあり、また「硬軟とりまぜた」という感じがして
心地良いですね。正直この曲はそう売れ線でもなくて、武道館で新しいファンに向けて
やるなら、前の「さらば青春」をやってればいいのですが、この曲をやるということは
新しいファンに向かっても「俺の歌いたい歌はこれだ」「エレカシとはこういうバンドだ」という
意思表明(ちょっと大げさかな・・・)が僕には感じられました。
そして宮本自身もこの曲には思い入れがあるんだろうなあ、と考えつつ聞いてました。


M9.悲しみの果て
ド定番。キッチリと決めてきます。


「俺はお前に負けないが、お前も俺に負けるなよ」と宮本。
この舞台で「男は行く」が来ると分かった時点で背中がゾクゾクしてしまいました。
M10.男は行く
エレカシ史上最高(と勝手に思ってる)の男の曲をこのお祭り武道館で
やってくれること自体が痛快でしょうがないですね。
「石君こっち来て!こっち!」と石君いじりがはじまる。
でも今日はいつもと比べてそんなにはいじってなかった印象です。
トミに対しても「ドンと行け!!」と言ってたと思います。
演奏後、石君に向かって「秩父に行った仲です」と言っていて、こないだ友達と
秩父に行った僕は何故かにんまり。


M11.リッスントゥザミュージック
「女人禁制と言われたエレカシになんということでしょう、信じられない光景が
ステージに繰り広げられております。素敵な二人が。
金原千恵子さん(漢字間違ってたらゴメンナサイ)と、・・・えーと
(石君かトミに聞いてる)笠原さんです。」
「リッスントゥザミュージックは蔦谷さんの家で打ち込みで作った曲ですが
今日は金原さんと・・・、えーと(また石君かトミに名前聞いてる)笠原さんです」
名前を忘れられてしまった笠原さんは爆笑してたのが僕の席からハッキリ見えました(笑)。
ということで女性ストリングスチーム2人が蔦谷さんの前、つまりステージ最前列で
演奏するという、本当にエレカシ史上初の出来事が起きました。
この曲は間違いなく今日のハイライトの一曲だと思います。
本当に凄い、宮本のアコギと蔦谷さんのピアノと、二人のストリングスチームによる
「リッスントゥザミュージック」。普段クラシックとかには興味がない僕でも
感激してしまうくらい見事な演奏。特に間奏ではバイオリン(?)が素晴らしくて、もう。
この一曲だけでも6300円の価値があるんじゃないかと思ってしまいました。
金原さんなんて過激に演奏しまくって、弦が切れまくってるのが見えました。
「演奏続けられるの?」ぐらいに切れてましたね。
ロックとクラシックの完全な融合、と勝手に思ってしまうぐらい素晴らしい演奏でした。


演奏後、二人はステージ後の「ストリングス席」に戻る。
宮本は「50歳になったら会おう」と謎発言。今日のMCはいつにも増して意味不明(笑)。
M12.昔の侍
「別に自殺を賞賛してるわけじゃないけど、昔の武士道は・・・」
ストリングスチームが入ってる時点で「昔の侍」はやるだろうな、と思っていましたが
このMCを聞いた時点で「お、きたきた」と思いました。
たまに4人のエレカシライブでも「昔の侍」をやって、その無骨さも好きなのですが
やっぱりストリングスチームが入った豪華な「昔の侍」が完成版というか
これが一つの結実なんだろうなあ、と感慨深く聞いていました。


M13.シャララ
イントロの時点で「もしや」と思いましたが、まさか本当にやるとは。
ストリングスチームもしっかり「リハしてきました!」てな感じで演奏してますし。
この曲あたりは新しいファンにはキツかったかもしれませんねえ。
その代わりエピック時代からのファンの方々は涙モノだと思いますけど(笑)。
ストリングスの豪華感と歌詞の殺伐さ感とのギャップが凄い。
「シャララ シャララ」と連発するあたりでもバックでは素晴らしいストリングスで
さすがお祭りだよなあ、エレカシの武道館は一味ちゃうな、等々考えてました。


「俺がなんで威張ってるか知ってるか?お前より偉いんだよ、だから威張ってるの」
この時点で「珍奇男」と分かった観客席からは歓声。僕も「おし!」という感じ。
M14.珍奇男
ステージ左右にあるモニターは宮本中心なのですが、メンバーを映すことも
結構あって、この曲では僕はモニター中心に見てました。
基本的には観客席から一番見づらいトミのパワフルドラマーっぷりがよく見えて凄い。


M15.It’s my life
演奏前に「これが俺のテリトリーなんだよ!」的なことを言ってたような。
この曲は本当にドライブ(首都高)しながら聞いてる曲なので嬉しかったですねえ!
宮本先生、グルグル大きな円を描きながら「テリトリー!」と歌ってました。
ステージ左右に飛び回ってたのもこの曲だった気がする。


しかし残念なのはこの曲で歌詞が飛んだり跳ねたりめちゃくちゃだったこと。
確かにリズムを一歩間違えると復帰するのが難しい曲かも知れませんが、やっぱり
プロである以上しっかりやって欲しかった。
なんですかねえ、近年歌詞間違い、飛ばし、忘れが多い気がするんですよね。
音楽制作以外にも色々とあって疲れてるのかな、と勝手に推測したりするんですが。
大上段から言わせてもらうと、近年のエレカシにおいて唯一において最大の欠点が
「歌詞間違い」だと思います。かと言って大物ミュージシャンのライブのように
モニターに歌詞を流すみたいなことは絶対やって欲しくないし、なんというか・・・
「頑張ってくれよ宮本浩次!」としか言えないんですが。
やっぱりいいライブを聴きたいしですしね。
今回のように映像化(されるであろう)ライブだと特に心配になってしまいます。


ここらへんで「正式MCです」とか言いながら、メンバー紹介をやっていたような
気がします。この前かも知れません・・・。
蔦谷さんとヒラマさんと宮本の三人が白いシャツ(美少年)、成ちゃんの帽子は新調した。
トミは太い腕、石君は相棒ということは覚えてる。


M16.ハナウタ〜遠い昔からの物語〜
「一番新しくて、俺たちが歌いたいことをまっすぐに歌えて、それがテレビでも沢山流れた
六人で作った最高の曲です」
え、なんだ?と思ったら「ハナウタです」、「おー!」と僕、同伴者も「おー!!」
観客全体も「おーー!!」
いや、もうこれは素直に素晴らしい演奏と素晴らしい歌声、丁寧にかつ武道館全体に
伝わるように歌ってましたね。
CMとWeb限定60秒CMまでしか聞いてないので、フルで聞けるのが嬉しかった。
華やかで、軽やかで、でもロックをしていて、宮本節が入っていて
最新で、でも何か懐かしくて、これはもう大好きですね。
武道館もテンションは上がるわ、みんなの顔が明るく笑顔になるわ、いい曲でした。
明後日(15日)から着うた先行ダウンロードらしいので、携帯でも聞きたいですね。


M17.to you
CD通りの軽やかなイントロ。ただ若干爽やかすぎる感じもしますが(笑)。
ここでも歌詞をかなり間違ってたような・・・。同じ歌詞(足下に咲く小さな花か)を
何回か歌ってて、「先生、それ間違ってる・・・」と思ってしまった記憶があります。


M18.絆
「俺たちの思ってることを男心(?)で歌った曲です」等々。
イントロからして壮大。ただ宮本の声が結構やばかったというか、さすがに
この辺に来ると喉に来てたのかも知れませんね。
僕は全然見ていないのですが、六角さんもいらっしゃってたみたいですね。
他にも芸能人の方が結構来てたらしいのですが、その辺の事情に疎いので
すれ違っても分からない自信があります(笑)。


M19.笑顔の未来へ
「俺は慰めるよりも慰められることが多くて、でも落ち込んでる人を見ると
勇気づけたくて、そういう歌です」云々。
独特のギターイントロ、これカラオケで始めにくいんすよね(笑)。
しかしやっぱり蔦谷さん作曲だけあってピアノ映えしますね。
蔦谷さんが居ないと演奏出来ないんじゃないか、とも思えてきます。
ひねくれ者なので蔦谷さん抜きの「笑顔の未来へ」を聞きたい自分も居ますが・・・。
近年のエレカシを代表する名曲だけあって会場のテンションも上がってましたねえ。
また豪華絢爛ストリングスもよく合いますね。単純にただただ拍手です。


M20.桜の花、舞い上がる道を
「今日は最高の天気でしたけど、桜の花どうでしたか?」と宮本。
これはもう絶対にやるので、「おしきた!」的な気分でした。
やるなら最初か最後かと思ってたけど違いましたね。
前の曲に引き続いて蔦谷さんとストリングスチームが素晴らしい。
武道館はもう桜が散ってましたけど、カメラで撮っている人や外国人の方から
色んな人たちが居ましたねえ。


しかしエピック時代は「花見なんぞのどこがいい」とひねくれた目線で
世の中を見ていた宮本浩次が、こういう素晴らしい桜の曲を作って
武道館を満員にしてストリングスチームと演奏しているんだから
人生どうなるかわかりませんねえ。
このことを当時の宮本に教えてあげたいですよ(笑)。


この曲でストリングスチームは退場でした。
素晴らしい演奏をありがとう!今日の武道館はストリングスチーム無しでは
成り立たなかったと思います。


M21.FLYER
「約束の歌だ」との宣言と共に激しいイントロスタート。
この曲はとにかく演奏がハード。成ちゃんもトミも石君も必死に必死に演奏する様が
こっちにも伝わってきます。もちろん宮本の全力の歌声も。
ステージの六人の一体感が一番伝わるのがこの曲だと思います。


M22.俺たちの明日
「不器用な人たちに捧げます」云々。
もう定番中の定番。(セールス的な)エレカシ再浮上のきっかけとなった
エポックメイキングな曲ですね。これを期待してきたお客さんも多いと思います。
演奏途中で会場全体が明るくなったりと、とにかくメンバーもお客さんも
ハイテンションでした。
「さあ がんばろうぜ!」との宮本の掛け声と共にみんなで拳を揚げるさまは
とにかく圧巻でしたねえ。クレーンカメラも観客の模様をよく写してました。
「ライブ感溢れる」という形容詞がピッタリ来る演奏でした。


ここで本編終了、宮本はいつもどおり投げキッスをして退場してたと思います。



宮本浩次黒シャツで登場、ステージ左右を行ったり来たりで「イェーイ!」。
M23.今宵の月のように
「これをやらなきゃやっぱりダメだよな」と思っていたのですが、やっぱりやりました。
11年前の曲なんだよなあ、発売当時は僕もファンではなかったですし。
PVを今見返すと笑っちゃうほど宮本浩次が若いんですよねえ。
しかしいい年の取り方をしてるよな、云々とモニターを見ながらふと思う。
やっぱりエレカシライブに来たからにはこの曲を期待してる人も多かったはずです。
先生だってそれを十分わかってやった、はず。


M24.風
アルバム「風」発売当初のライブではやらなかったのに、近年思い出したかのように
やったりしてますね。
歌詞がいいよなあ、「タバコ屋のあの親父も」の部分で、宮本浩次
商店街をブラブラと歩きながら、いかにも「タバコ屋」というお店でタバコを
カートンで買ってる光景が目に浮かぶ。そして親父と色々と話してる姿も。
でもタバコ屋の親父は安い石鹸じゃあんまり愛想良くないんですよね(笑)。
そんなことを想像しながらも、宮本の歌声とアコギ、蔦谷さんのキーボードが
広い広い武道館に響き渡る。素直にいい光景。


M25.流れ星のやうな人生
個人的にも大好きな曲なので、じっくりと聞くべく演奏に集中していたのですが
惜しむらくは歌詞を間違えたり飛ばしたりしてたことですねえ・・・。
多分映像化されると思うので、それ自体はめちゃくちゃ楽しみなのですが
見ると「うわー、ここ間違ってる」とか思っちゃうんだろうなあ。
アドリブでどんどん入れてくるようなパターンは好きなのですが、やっぱり丸々
飛ばしちゃったりするのは「うーむ」と考えてしまいます。


M26.ファイティングマン
「おじさんがドーンと見てるから明日も行けよ!」
「でもどっかで見てるってのは気味が悪いんだよな、車の後とかなんとか」云々。
そして来ました、小気味いい石君のイントロギター。
とにかく夢中で宮本は歌い、メンバーも夢中で演奏し、観客も夢中で拳を突き上げるような
まさに「ファイティングマン」という言葉がピンと来る力強い歌。
確か曲中盤で宮本が両手をパンパンと挙げだしたので、観客全体も両手でパチパチと
手を叩いて盛り上がりましたね。武道館と言うこともあってか近年稀に見る
ハイテンションなファイティングマンだったと思います。


またも宮本は投げキッスをして退場(だと思う)。
もう一回アンコールがあるような気がしたけど、時間を見たら2:40ぐらいやってて
どうかなあ・・・、と思ってたら無念の客電ON。小さな無常感が武道館を包む。
ということで、桜の花舞い上がる武道館は終了です。




もう単純に素晴らしいライブでした!
特筆すべきはやはりストリングスチームでしょう。
「リッスントゥザミュージック」はもうさらなる進化を遂げていましたし、本当に
素晴らしい演奏をしてくれました。
また宮本も「武道館を満員に出来た」という喜びが素直に表れていた感じでした。
一ファンの僕が嬉しいくらいですから、当事者の宮本の嬉しさなんていったら
もう想像もつからないぐらいだと思います。
蔦谷さんのクールな、かつ熱いキーボードにも拍手。
地味かもしれませんが要所要所で重要なプレイをしてくれたヒラマミキオさんにも感謝。
ユニバーサルミュージック移籍以降のエレカシの大ブレイクの一つの結実を
武道館という場所で見ることが出来たと思います。
昔からのファンも、新しいファンの方も満足出来るセットリストや内容だったんじゃ
ないでしょうか。少なくともファン歴6年の僕としては「未来の生命体」から
「シャララ」「ハナウタ」まで新旧硬軟織り交ぜたセットリストにも内容にも大満足です。
「強いて言えば」歌詞が間違え気味だったのが気がかりですが、逆に言えば
そのくらいです。


さてさてWOWOWが数え切れないぐらい(本当に、途中でカメラ台数数え断念しました)の
カメラでHD撮影をしていたので、まず間違えなく映像化されるはずです。これは。
個人的な予想ではWOWOWで放映→Blu-ray&DVD化だと思っています。
後世に残すべき色んな意味で素晴らしいライブだったと思います。


あとはもう「昇れる太陽」待ちですね。
「ハナウタ」をやってくれたおかげで未公開曲はかなり減りましたが、それでも
「おかみさん」なんかは超ロックの名曲らしいですし、今のエレカシなら
期待を裏切らない、むしろ想像を絶するような名アルバムが出来ていると確信しています。


長く長くなってしまいましたが、最後まで読んで下さった方には感謝感謝です。
ご批判でもツッコミでもなんでもいいので、コメントを下さると幸いです。
(ただ例によってレスが出来ません・・・)。
エレカシも俺たちも明日も明後日もドーンと行きましょう!



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