エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシのファンブログ

泥臭い季節へドーンと行こう

同じ「季節」の曲でも新曲ではなく今日は「季節はずれの男」を。


これは「俺の道」の中でも相当に好きな曲の一つ。
イントロからもうアングラ感が伝わってくるんだよなあ。
宮本も「ふぅぅ〜」と入れてくるし。


『雨の中、俺は遠くへ出かけよう また一つさよならを言おう』
宮本の好きなパターン、最近だと「雨の日に・・・」に似たシーンが。
『俺は勝つ、真面目な顔で俺は言う 俺は勝つ 俺の口癖さ』
まさに本当に口癖。「勝とうぜー!」はライブでの常套句。
『今夜は俺はずぶ濡れさ 夏の街をウロウロと うろつく猫を見つめてた』
アングラ歌詞。もう同じ歌手が「新しい季節へキミと」を歌うとは思えない。
この幅の広さがエレカシ最大の魅力でしょうね。


『朝起きて俺は一体何しよう ロック歌手が俺の仕事だが』
「俺はロック屋」と宣言していた頃、もう甘っちょろい世界とは決別して
バンドとして、歌手として行くぞ、とこっちが震えるくらいに断言してます。


『努力を忘れた男の涙は汚い 言い訳するなよ己を愛せよ
 鳥が飛ぶように俺よ歩け ライバルでなき友よさらば』
もう泥臭さと人間臭さ満開。これが堪らないんだよなあ。
また『己を愛せよ』でいいバックコーラスが入ってて、これが震える。
安易に天才という言葉は使いたくないけれど、このタイミングで
このコーラスを入れてくる宮本浩次はやはり天才だと思う。


『年月が滲む怠け者 季節はずれの男よ一人歩め』
自分のことを言ってるんでしょうね、宮本自身自分のことをよく「怠け者」と
称してますが、あなたが怠け者ならば世の中のほとんどが怠け者になってしまう。


とにかく泥臭くて人間臭い。「俺の道」は全般にこのテーマが
貫かれていますが、この曲はアルバムを代表する一曲だと思います。
この後にすぐ「新しい季節へキミと」を聞くと落差に本当に驚愕しますねえ。
別に「新しい季節へキミと」が凡庸な曲とかいうのではなくて、男として
エレカシに求めるのがこういう「自己を見つめる曲」「明日を見つめる曲」に
なってしまうんでしょうね。
ですので僕としては「新しい季節へキミへ」よりは「季節はずれの男」。


ただエレカシはどっちがアウトプットでもいいと思うんですよ。
もう何度となく書いてますが、どっちでも歌えるのがエレカシの最大の魅力ですから。
そのバックボーンとして根っこに強烈なありますから。
ただそれを信じたいだけ。男・宮本浩次を信じていくだけ。
明日も明後日もドーンと行きましょう。