エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシのファンブログ

エレファントカシマシ 日比谷野音2008

記憶がなくなる前にライブレポを。
(ライブが終わって飲んだくれて6月29日午前1時04分に書いてます)


野暮用で5時過ぎに日比谷野音到着。リハ全然聞けず。
入場して自分のチケットを見るとA席のちょっと後のB席だと分かり妙に嬉しい。
ハッキリ言ってかなりの好位置。
定刻より15分ほど遅れてメンバー登場、まず宮本を除く4人(蔦谷さんを含む)が出てきたのですが、石君の髪が角刈りぐらいで
何より色が赤茶色で驚く、どうしちゃったんだ。
成ちゃんは帽子というか「ハット」を被っていた。
(あの形の帽子を何と言っていいか分からないんですね)
そのすぐ後に宮本浩次登場。マイクに向かって「あ、あー」等々。


M1 パワー・イン・ザ・ワールド
のっけからパワフルな曲が来た。ちょっと心配してたのは「STARTING OVER」
ツアーを引きずってのセットリストだったのですが、完全に杞憂だった。とにかく力強い声に力強い演奏に力強い歌詞。


M2 うつらうつら
もう「野音ならでは」の選曲でしょうか。またこの曲は蔦谷好位置さんのピアノがよく映えるんですね。
二曲目でもう「チケット代の元を取った」とか意味の分からないこと思っていました。


M3 孤独な旅人
ライブでは案外とやらない曲。ちょい前に大阪で「蔦谷さんやって」と言われて、蔦谷さんが慌てて花畑を荒らすPVを思い出して
必死に演奏したというエピソードを思い出す。


M4 デーデ
これは個人的には久々で嬉しい。
歌ってる途中で成ちゃんが被ってるハットを取って、宮本が被って歩きながら歌う。
心の中で「成ちゃんの帽子を取ったらダメ!」とい叫ぶ自分が居た(笑)。


MCで「石君は一昨日から赤にしました!」と宮本。
「闇に光を、希望を持とう」などと言いながら次の曲。
M5 平成理想主義
最初、何の曲だかさっぱり分からず。
イントロの独特なギターで、「え、もしや平成理想主義?」となんとか頭に浮かぶ。
長丁場な曲なので時々リズムが狂ったりもしましたが何とか演奏しきりました。
終了後MCで「トミ、今日はアーミーというTシャツを着てます戦闘態勢です」云々。


M6 東京ジェラシィ
宮本「ここの日比谷の近くに貝塚ってのがあって、この辺も昔は海だったんですよ。
それでハッキリ覚えてるんだけど、エピック時代に前借り?して江戸の名所絵を買ってウロウロウロウロ散歩してたんです。
あの頃はバブルで、あ、バブルって分かる?(会場笑)バブルって泡のことです(会場さらに笑)」
で、何の曲かと思ったら、なんとなんとの東京ジェラシィではないか!
この曲は僕が大っ好きな曲で、でもライブではやらなくて
(2001年頃は結構やってたのですが、僕がファンになったのは2003年)
まさか生きてるうちにライブで聞けるとは・・・、と滅茶苦茶に
嬉しかったです。もう演奏中は会場で一番にノリノリだったと思います(笑)。
いや、でも今日一番嬉しかったのはこの選曲です。間違いなく。


M7 一万回目の旅のはじまり
なんだかもう「扉」か「風」ぐらいのツアーに来ているような感覚に。
「一万回目の〜」の部分の歌い方が力強い。


宮本「昨日から色々と考えてきたんです」云々。
弾き語りをしながら軽くメンバー紹介。
M8 赤い薔薇
最初イントロだけ聴いたときは「珍奇男」だと思ったんです。
でも立ったままだし不思議だなあ、と思ったら「赤い薔薇」でした。
この二つの曲のイントロは似てますよね。


M9 勝利を目指すもの
これもライブでは滅多にやらない曲。
独特のリズム感ある曲なので、ライブでもやはり苦戦してたようでした。
演奏に声が外れたり、逆もしかり。
でも「聞けてよかった」曲の一つです。


M10 せいので飛び出せ
宮本「じゃあ、ダンディーブラザーズから」
「でもダンディーブラザーズと言っても詩は9割方僕が書いたんです。
作曲は成ちゃんですけど。成ちゃん仏頂面しないでください(会場笑)」
これは文句なく盛り上がる。サビ部分は特に!
終わった後「成ちゃんの曲は明るい曲ばかりですね!」と宮本。


M11 今をかきならせ
「スピード感ギリギリで行きます」のようなMCの後に。
確かにギリギリに、かつガリガリに急ぎたてて演奏して、終わった時には
「やり終えたぜ!」という感じがありました。


M12 真夏の星空は少しブルー
この「屋外の日比谷の野音」には合います。またこの季節。
しみじみと聞き入ってしまいました。これも予定外の選曲。


M13 遁生
(訂正・携帯で書いてたら「遁世」と出てました)
宮本、いつものパイプ椅子を持ってくる。
「23歳の時に作った曲なんです。当時は両親と住んでで、深夜になると火鉢を炊いて、時に一酸化中毒で頭が痛くなったりしたんです。
お袋なんかは心配だっただろうなあ、深夜に火鉢を持ち込んでなんだかギター持って歌ってたんだから。長い曲です」
まさかこれを聞くことが出来るとは!
「STARTING OVER」ツアーの空気を全く引きずることなく
エレカシ野音!」を演じていました。素っ晴らしい!


M14 月と歩いた
「僕は博打というのは全くやらないんですが(最初博打と聞こえなかった)
昔ねえ、ミスターシービーという馬がいて、その馬が好きだったんですよ可愛いからね。
それで当時WINS後楽園で初めて馬券というのを買ってまあ5800円だけなんだけど、シンボリルドルフに負けちゃって完全に
電車賃もなくなったんですよね、それで当時は赤羽に住んでたから後楽園から赤羽まで歩いて帰ったんです」
遁生あたりから昔を思い出してるんだろうなあ、と思って聞き入る。
この曲は途中からの転調っぷりが半端じゃないですよね。
一体何が起きたんだ!?と聞く度に思います(笑)。


M15 月の夜
「月」が連続して来た。この曲も野音にピッタリあってしんみりと聞き入る。声がよく伸びていたなあ。


M16 珍奇男
この流れのなかで来ました!なんだかこの曲を世の中で堂々とやるのは「痛快感」あるんですよね。
「よくぞ歌ってくれた、宮本!」みたいな。
実にいい演奏と照明でした。今日は照明のスタッフの方が素晴らしい仕事をしていたと思います。


M17 友達がいるのさ
突然「おいっ」と言ったと思ったら「友達がいるのさ」!!
もう歓喜歓喜もいいところ、僕の顔はほころびどころか「おっし!」と叫びたくなる嬉しさでした。
野音でこれを聞けるといのは本当に
素晴らしいですね。泣きたくなりました。
「歩くのはいいぜ、スキップでもいいぜ!」と言いながら、本当にスキップしながら歌う宮本(笑)、上機嫌そのもの。
「あいつらがいるから」の時に手でメンバーをかざす姿が印象的でした。
何度でも言います、「野音での『友達がいるのさ』は最高!!」と。


M18 さらば青春
(訂正・当初「遠い浜辺」と書いてしまいました、恥ずかしい・・・)
これもライブではレアな選曲。本当に今日はツボを突いてくるリスト。
「遠い」をリフレインで繰り返すところがたまらない曲。
CD版とは違った良さを改めて再認識。


M19 ゴクロウサン
と思ったらいきなりエピック初期の強烈な曲。
リズム良くやりきりました。
「ゴクロウサン」は本当はラブソングの曲、というエピソードを思い出す。


M20 真夏の革命
さらに前二曲とは雰囲気をガラッと変えてくる。
照明も赤っぽくなり、何か「高貴な雰囲気」に。
「ニューヨークに一人で乗り込んで作った曲です」と宮本。
蔦谷さんのキーボードがいい効果を生む曲です。
(宮本もそれを狙ったのかも)


M21 シグナル
これも「野音映え」する曲。独特の淡々としたテンポにトミのドラムが良く合うんですよね。
これはトミのドラムがないと成り立たないですね。
この時間ではすっかり暗くなっていたので「夜はふけわたり」という歌詞もピッタリと合っていました。
しかしシグナルはよく歌詞を間違える!前も1番と2番を間違ってましたけどマトモに歌えたことがないんじゃないだろうか、ぐらいに間違えますね。


M22 笑顔の未来へ
ここまで「STARTING OVER」からやってないので、逆に心配になる(笑)
と思ったら「笑顔の未来へ」が始まって何故か一安心。
でもやっぱり明るい曲ですよね。「未来へ」というフレーズが特に印象的。
観客席のみんなが笑顔になりましたよね。


M23 FLYER
トミのドラムが物凄く映える曲。会場全体がヒートアップする。
5人全員が必死に演奏するので、一番ボリュームが高く聞こえました。
今のエレカシの勢いを象徴するような観客席のテンションの高さと
それに合わせるかのような演奏のテンションの高さ。
どちらも素晴らしかったです。


M24 俺たちの明日
最近では定番中の定番。
宮本がボソッと「みんなで歌おう」と言ってやや驚く。
サビ部分では観客席が一体となって手を上げる。
本当に「一体化」という言葉が合う曲ですね。素晴らしくライブ向き。


ここで一旦メンバー退場。アンコールの時間。
その間に僕は携帯でブログ用のセットリストをせっせと作る(笑)。


宮本はステージ上を駆け巡りながら「二時間もやってました全然気がつきませんでした」(実際は二時間超をやっている)。


M25 てって
宮本はいつもの格好から「野音Tシャツ」を来て登場。
プリントが照明に当たって光り輝くのが特徴的。
自ら「てって」と宣言して曲が始まる。
昔からの曲でやりなれているのか、メンバーもリズミカルに演奏が進む。


M26 今宵の月のように
「この日比谷の野音に来てるみんなは聞き飽きちゃってるかもしれないけど
どうしてもやりたいんです」のようなMCの後に、大名曲。
今日は「月」の曲をよくやったなあ。いい天気だし何も言うことなし!



この曲の後にスタッフの方とのやりとりで、残り二曲ということが分かる。
まあ時間的にも相当やってるし、曲的にも限界だろうな、と思う。


M27 武蔵野
正直なところ「また来たかあ」という曲なのですが、宮本としては
やはり相当な思い入れの曲らしく、歌いながら泣いている。
その影響が残ってたのか、うまく歌えていなかった気がする。
曲後のMCで「不思議なもので、リハだとなんともないんですが
本番だと涙腺がゆるむんです」と、珍しく演奏中泣いていることを
自ら告白。野音だとどうしてここまで思い入れが深くなるのか
一度聞いてみたいと思いました。本当に。


M28 新曲
(春夏秋冬、ここから始まる、新しい季節へ…)
最初に「新曲です」というので、「桜の花、舞い上がる道を」はもう
新曲とも言えないしなあ、と考えている隙に演奏が始まる。
本当に本当の新曲だ。


で、ネタバレにもなりかねませんし、どうしようかと思ったのですが
ここは僕のブログなので遠慮なく書かせてもらいます。
3時間歌いっぱなしで、曲数も相当やってたので、宮本の喉が
潰れかけていた、またメンバーも相当疲れていたということも
理由の一つだと思いますが、聞きながらクエスチョンがついてしまいました。
メロディはいわゆる「売れ線」を狙った感じでした。
歌詞は上のように春夏秋冬、新しい季節へ、君と、みたいなフレーズが
並んでいたのですが、心をグッと掴ませるものではなく、どこかしら
中途半端なイメージを抱いてしまいました。
これは僕の感想なので、皆さんは各々で聞く機会がありましたら
自分で判断して下さればと思います。


もちろん今日初披露の曲ですし、演奏も完璧とはほど遠いものだと
思います。個人的にはこれからの「変わり身」に期待したいです。



と、こんな感じで一曲ごとのレポはおしまいです。
個人的にはまずセットリストが素晴らしい。
東京ジェラシィ、せいので飛び出せ!、遁生、友達がいるのさあたりは
本当に「聞けてよかった!!」と思わせるものでしたし、これで
チケット代5000円ちょっとでいいの?とも思いました(笑)
計28曲、宮本もメンバーも渾身の力で歌い、演奏してましたし
さすがエレカシにとって年に一度のお祭り、日比谷の野音!と
いくら賞賛の言葉を贈ってもキリがありません。
円熟ながらもまだチャレンジを続けるエレカシの姿には
感服するしかないですね。本当に素晴らしい!(言い過ぎ)。


あと新曲は今のままでは疑問符がつきますが、これからどのように
化けていくのか、いつリリースなのか、リリース時には
例のライブDVD化も一緒に!と期待して(笑)、今日のところは
これで終わりたいと思います。
どうしようもなく疲れて眠いので、コメントのレスは明日以降に
させて下さい。


最後にも一回だけ、「エレカシ最高だぜ!」