エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

片一方は天使,もう一方は悪魔で

タイトルはMr.Childrenニシエヒガシエ」の歌詞より。
(意外と僕はミスチルを聞くのです)


ニコニコ動画で「今宵の月のように」と「ガストロンジャー」を
見たらしい知人が僕に聞いてきた。
「どっちが本当のエレカシなの?」
答えは簡単。「どっちも」。


この人たちほど表現のアウトプットの振れ幅が大きいバンドは
居ないんじゃないのかとも思うけれど,でもそれでいいじゃん,と。


話はちと変わりますが,人生をワンテーマで生きることは
とてつもなく難しく,悩んだり躓いたりたまに嬉しいことがあったり
そんな生活を送っていたら,物事への考え方が変わったり
自分の生きる道を決めたり,決まっちゃったり,決められたり
家庭を持ったり,と。
そんな感じで「なんでぇ行き当たりばったりの人生だね」に
なるんじゃないかなあと最近よく思います。


それで話を戻ると,エレカシ宮本浩次)の場合その
悩みやら怒りやら喜びやら日常をそのまんま作品として発表するが故に
色んな作風の曲が出来上がるんじゃないかと。
エピック時代はそれこそもう自我との戦いをそのまま曲にしたり
ポニーキャニオン時代では周りの環境がガラッと変わったせいか
その時の「気分」が曲になったり,「ガストロンジャー」も
「当時の宮本浩次のテンション」が作品として世に出されたり。



とまあ,エレカシの場合「曲風がガラっと変わる」のではなく
「思ってることをそのまま曲にするから,聞き手としては
曲風が変わって見える」んじゃないかと。
そして宮本浩次の個性として,その感受性が他の人より
過敏で(?),人生において感じることが多く,それが
結果として「今宵の月のように」や「ガストロンジャー」
のように180度近く変わって見えるのかもしれません。


でも,そんなこんなで,人生だったり男だったり勝負だったり
テーマとしては一般受けしないかもしれないけれど,泥臭く
音楽を作るエレカシが好きなんですね。結論としては。
だってニューアルバムの一曲目のタイトルに
「地元のダンナ」なんてつけられるアーティストを
僕は知りません(笑)。もう思うがまま行ってくれ!



明日までちゃんと「本業」終わるのかなあ,徹夜かな。
良いモノを書こうとすると大変です。考えすぎて結局
訳がわからなくなったり。でも言い訳はしたくなかったり。
煮詰まるとブログを書き出すのが僕の特徴です(笑)。