エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

「大ヒット」する必要なし,と思います。

こういうこと書くとまた怒られちゃうかなあ。まあいいや。


エレファントカシマシ「俺たちの明日」が色々と評判で
「悲しみの果ての再来か?」「またブレイクするのか?」等々
言われていますが,僕はもう「大ヒットする必要ないっすよ」と
思ってしまうのです。
そりゃ勿論売れて欲しい,多くの人に聞いて欲しい。
でもまたプロモーションするばかりに「過剰な露出」を
してしまうと,苦しくなるのは宮本浩次ですから。
(主にテレビ番組における)無理なキャラクター,無理な
プレッシャーをかけてしまうと,エレカシにとってあんまり
得策ではない,と思います。
苦しくなっちゃうと「愛と夢」のような『キツイ模索の日々』が
またやってきちゃうんじゃないかなあ,と。
(別に「愛と夢」の作品性自体が云々じゃなくて)


もうメディア界は不勉強な人々が多く,宮本浩次がドラマに出ると
「宮本さんって歌もやってらっしゃるんですね」とか聞いてくる
人が居るくらいですから。
『あれはショックでしたねえ・・・』とは先生。
こんな世の中にまたエレカシ(宮本)を飛び込ませるのは怖い(笑)。


願わくば,エレカシの思いが素直に作品となって,そこそこに
プロモーションをして,それが世間一般に流れて,耳にした人が
「あ,いい曲だな。エレカシが歌ってるのかあ,買おうかな。
機会があったらライブに行こうかな」ぐらいに思って貰える
ぐらいがジャストフィットなんじゃないかな,と思う次第です。


もうおっさんじみた言い方になりますが,最近の若い人
(このセリフが出ることが完全に「オッサン。」)には
エレカシを知らない人も多いんですよ。そういう人たちに向けて
「日本にはエレファントカシマシという日本を代表する
唯一無二のロックバンドが居るんだぞ」ということは伝えたい。
そのぐらいにはヒットして欲しい。


でも,「俺たちの明日」「涙のテロリスト改め笑顔の未来へ」は
素直にいい曲だと思います。こりゃ若い人にも通じると思います。
(だからその言い方がオッサン。)
あれこれ細工せずにどーんと行ってくれ!